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2019・11th 四万十川を漕ぐ(3) Day1 回送編2019.10.08(Mon) 土佐昭和 → 中村 → 土佐昭和 ( 138km )4:50に起床。 顔を洗って歯を磨いて、車から艇と装備を降ろして、とりあえずテントに突っ込みます。 こうすれば風が吹いても飛んでいかないはず。 5:24 ふるさと交流センターを出発。 ほぼ四万十川に沿って、中村に向かいます。 途中、すれ違えないところも何箇所かありますが、概ね、道路もトンネルも立派です。 ( 途中、口屋内大橋より下流方向 ) 55km(GPSログ)走って、6:48 に四万十川キャンプ場に到着。 途中車窓から、赤鉄橋の下(左岸)にも駐車できるところを見まして、そちらに止めた方がいいか、多少迷いましたが、ここにします。 時間にも余裕がないから、計画変更しないほうがいいと思ったからですが、赤鉄橋の下の方がよかったかもしれません。 キャンプ場の方が、駅までは遠いですし、水面からの高さも微妙に低そうですが、ただの駐車スペースよりは、無人でもキャンプ場の方が多少はいいような気がしますが、どうでしょう。赤鉄橋の下なら、橋から丸見えで、キャンプ場は土手からしか見えませんから、逆に鉄橋下がよいのか・・・。 結果的に、車は無事でしたので、まあいいのですが。 ( 置いたのは、こんな感じのところ。後ろに赤鉄橋が見える。 ) それで、あらかじめ、テント、シュラフ、銀マット、着替えなどの装備は、パッケージしてあって、ふるさと交流センターで下ろしているのでここではなにも持たなくていい筈です。 一応、車内を見回して、駅へ向かいます。 ( 赤鉄橋と、赤鉄橋の上から上流方向。 ) ここから駅までが結構遠い。 キョリ測で3km弱。タクシーを呼んでもいいのですが、汽車( 電車ではない )の時刻は8:10。 まだ、時刻は6:54。だいぶ余裕があるので、歩いていくことにしました。 そして、7時半過ぎ。もうすぐ中村駅というところまで来て、 「あ」 ウエストバッグを「たぶん」車に置いて来た事に気づきます。 「たしか」土佐昭和では車から降ろさなかった筈です。 電車の時刻まで、あと40分足らず。 ちょっとバクバクして来ました。 仮に、車に忘れたのが確かだとして、中に入っているのは何か? 温度計・・・これはどうでもいい。 アクションカムのハウジングの乾燥剤・・・まあ、仕方ない。 めがねバンド・・・まあ、何かで代用可。 あとは、あとは、、、 ポンプのホースに付けるアタッチメント・・・オーマイガッ。 これは何かで代用できる自信がありません。 もしかしたら、メインの気室なら何とかなるにしても、ヘリオスのデッキの気室の栓は突き刺すタイプ。 ちょっと代用のイメージが湧きません。 これは、タクシーで往復するしかない。 中村駅まで駆けていくと、ちょうどタクシーが出たところ。客待ちの車はいません。 いそいで、タクシー会社に電話します。 車は、数分でやってきました。 キャンプ場まで行って、戻ってくるのが間に合うか。 もし、間に合わないと、目的地に乗り継げる次の電車は4時間後。大幅に旅程が狂います。 ハラハラしながら、キャンプ場について、後部座席のドアを開けると、やっぱりウエストバッグ、ありました。 タクシーに戻って、引き返します。 少し走ったところで、 「あ・・・、運転手さん、私、車のカギ締めましたっけ??」 「いやあ、それはわしにはわからんな。」 再び、引き返してもらいます。 果たして車の鍵は開いていました。 ほっとするやら、更にあせるやら、再度、中村駅に向かいます。もう時間はギリギリいっぱい。 おまけに、赤鉄橋の上が混んでいてハラハラします。 運転手さんは、高校野球(中村高校)の話や、川エビやら、ゴリの話をしてくれるのですが、気が気でなくて、半分上の空です。 駅に近づく頃、メーターが2,000円超えました。 お釣りのやり取りをしている時間はありません。 2,500円を握り締めて、駅に着くやいなや、お金を渡してお礼を言って、タクシーを飛び出します。 残り時間1~2分。 駅員さんに切符は車内で買うと目で合図して、改札を駆け抜け、階段を駆け上がって、駆け下りて、ホームにたどり着くと、汽車( 電車ではない )が2編成止まっています。 ドア近くの高校生に尋ねて、車内に乗り込むと、15秒ほどでドアが閉まりました。 いやー、2,500円の損害は出ましたが、これはなかなか運のいいスタートというべきでしょうか。 中村から、土佐昭和へは、土佐くろしお鉄道中村線(窪川行)で若井まで行って、JR予土線(宇和島行)に乗り換えます。 所要時間 2時間6分(乗車1時間32分)。8:10に中村を出て、10:16に土佐昭和に到着です。 1,560円。 車内は、ちょうど若い新人の運転士を、先輩が後ろについて指導しているところでした。 先輩の方に声を掛けて、お金を払おうとすると、「若井はトイレも何もない駅で、30分以上待つことになりますよ。」 「 窪川まで行っても同じ汽車に乗れます。ちょっと余分に掛かりますけど。 」 商売上手な運転士さんの提案を受け入れて、窪川まで行って、引き返すことにしました。 1,880円。 車輌は1両だけ。 結構混んでいて、立っていましたが、途中駅で高校生たちが降りると、ガラガラになりました。 途中、若井で旅行者風の人が2人、降りていきました。 ( くろしお鉄道の車内と、車窓。津波の時の避難施設? ) ( くろしお鉄道の車内と、外観。 ) 9:17 窪川着。 なにか食べたかったので、コンビニを探したのですが、見つかりません。 とりあえず、自販機でコーヒーを買って落ち着きます。 ( 窪川駅と、駅前 ) 窪川発は9:40。 やっぱり1両ですが、今度は0系新幹線です。 こんなことをいうと怒られるかもしれませんが、普通にひなびた味のある車輌でいいと思うんですが・・・。 お客は結構乗っていて、席は6割ほど埋まっています。 窪川をでると、一部の区間を除いて、汽車( 電車ではない )は、四万十川に沿って走ります。 もう、かぶりつきで写真を撮っていたら、あっという間に土佐昭和に着きました。 ちなみに若井でおりた二人は、やっぱり若井で乗り込んできました。何してたんだろう。 ( 家地川ダム ) ( 土佐昭和駅と、駅前 ) ( 土佐昭和駅前 ) ( 土佐昭和駅前 ) 10:16 土佐昭和着。 ふるさと交流センターに戻ると、やっぱり職員の方はいません。料金箱に650円入れようと思ったら、財布に10円玉も50円玉もありません。 四万十川流域の整備(?)を期待して、50円を寄付しました。( 700円投入 ) ( テントサイトはこんな感じのところでした ) テントのところまで戻ってみると、川よりにダッキーが1艇置いてありました。 だらだらテントの片付けをしていると、持ち主の方がやって来ました。 江川崎のカヌー館に車を置いて、電車で上がってきたとのことです。 お気をつけてとご挨拶して、お見送り。 この方とは、この後もちょくちょくお会いすることになります。 ということで、次回は、いよいよ「(4) Day1 土佐昭和 → 江川崎 」へと続く予定です。( 引っ張りすぎ ) (1)準備編 (2)Day0 四万十へ (3)Day1 回送編 (4)Day1 土佐昭和→江川崎 (5)Day2 江川崎→鵜ノ江 (6)Day3 鵜ノ江→中村 (7)次に下る誰かと自分へ Tweet Follow @yamakawacho (2019.10.17 up) |
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