武蔵野美術大学卒業・修了制作 優秀作品展に行って来た


初日に行くと暇人だと思われそうで嫌だったんですが、この先はちょっと忙し目になるので今日はオフにして行って来ました。

なんか駅からの往路、スーツ着た親子連れが多いなと思っていたのですが、なんと!今日はムサビの入学式でした。

キラキラと輝く若者たちを見て、遥か太古の40億万年前を思い出し、じゅわじゅわーっとしていたんですが、そう言えば自分は寝坊して入学式出なかったんだった。orz。(一般の大学です)

それにしても、今時は大学の入学式って普通に親が出るんですね。まあ、入社式に親がでる会社を昨日ニュースでやってましたし。
でも、そんなに昔ではないけれど我が子の入学式は上の子も下の子も出なかった。まあ、いろいろです。

それで、美術館の前の広場に入学式記念撮影用モニュメントのような物が臨時に設置されていて、長蛇の列が出来ておりました。

自分は入学式に出なかったとはいえ、ピカピカの新入生の大群を見たらじゅわーっと来ます。眩しい。まあ、いくらじゅわーっと来ても、過ぎた年月を巻き戻す事は出来ません。湯水の様に時間を使ってしまったなあと、世界堂の上の学食の窓辺の席で、満開の桜を眺めながらカレーを食べつつ思いを巡らせたのでした。


さて、優秀作品展の楽しみには、本展で良いなって目を付けた作品が選ばれているかどうかの答え合わせがあるのですが、いやいや今回は殆どありませんでした。技術的な事は専門家でないと評価出来ないにしても、技術とは別のところの感性の領域があるのではないかと思うのですがほぼ外していてちょっと寂しい。

そしてもう一つの楽しみ。なんと初見の作品の多いことか。本展では建築学科と映像作品以外は一通り観たつもりだったのに、きっと人に気付かれないひっそりとした展示室がたくさんあって見落としたんだろうなあ。奥が深くて嬉しい。

と言うことでなんだかいい気分で鷹の台キャンパスの素敵なひと時を過ごしたのでありました。




世界堂の上の学食で満開の桜を見つつ320円のカレーを食す。




こんなに込んでいる美術館は初めて。


桜満開


ようこそムサビへ!












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