オッペンハイマー観てきました


今日公開のオッペンハイマー観てきました。

いやーなんというか、想像していたのとかなり違いました。

こういう映画だと分かっていたらもっと予習したのに。。。
もう少しエンターテイメント的というか、ストーリーがちゃんとあって、ぐいぐい引き込んでくれるのかと思っていましたが芸術的ドキュメンタリー風とでもいうか、ぼーっと観ていたらおいてかれるやつです。

一言で言うとユナイテッドシネマで観る様な映画ではないというか、渋谷とかのマニアックなシアターでやるような映画でした。

原爆開発とかについては人並み程度に知識があるつもりでしたがそのレベルでは全然ダメで、かなり予習が必要でした。十分な予習をしていれば楽しめたのではなかろうか。アメリカの人は予習なしでついて行けるのだろうか。

予習するにしても、wikipediaで調べたら、登場人物のリンクが英語版しかないようなレベルの人が重要人物だったりしてハードルが高い。

明智光秀の名前だけ知っているレベルの人が本能寺をテーマにした映画を観に行って、細川藤孝や織田信孝とか斎藤利光とか聞いたこともない人が次々出て来るみたいな感じです。

映画の作りとしては、シーンが割と数十秒単位でころころ切り替わって、しかも時代を行き来するのでついて行き切れず、瞬間的に気を失う事も多かった。物語の現在進行形の時がカラーで時代を離れたとき(戦後)がモノクロな感じ、と言いたいところですが「現在進行形の時」と言えるほど今この瞬間が明確でもありません。
なんか、ケビンコスナーの「JFK」にちょっと雰囲気が似てる。(雰囲気だけ)

とにかく、じっくり予習すべきでした。あと、主役が遠藤憲一さんだった。

落とした側と落とされた側


基本的にオッペンハイマーさんの話で、広島長崎の事は出てこないのですが、途中ちょっと、落とした側だからこういうシーンが作れるんだ、作ってしまうのか的な、ちょっと気になる箇所がありました。

3時間対策について


この映画の上映時間はなんと180分。これはもうどう考えても途中でトイレに行きたくなるの不可避です。なので工夫を凝らして頑張りました。
まず、①朝から水分は控えめにしてコーヒーもお茶も飲まず。家を出たらスーパーに行って、②大福③塩味のせんべいを買って、車の中で食べました。

①②③のどれが奏功したのかは分かりませんが、無事に180分余り、尿意を覚えることなく、乗り越えることが出来ました。人間やればできる。


















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