長瀞の夏は終わらない

2024 17th
親鼻:1.65
2024.09.06

www.kaifugun-yamakawacho.net/

2024.09.06(Fri) 荒川 秩父・下水道センター→樋口(17.5km)
晴(秩父 max 34.4℃) 水位:親鼻:1.65→1.63


長瀞の夏は終わらない


ダウンリバーレポート

早くも9月になって、今年のカヌーシーズンもいよいよ残り僅かとなってきました。

世の中には1年中漕いでいる異常川人間の方もおられますが、軟弱者のワタクシはもう余程の事がないとドライスーツを着なくなりました。

最後にフルドライを着たのはたぶん2017年。そういえば少し浸水するようになって、場所だけは特定したのですがそのまま放置状態です。


そして、今シーズン17回目のダウンリバーは荒川。

当初予定は9/4だったのですが台風10号が来たばかりだったので、親鼻水位と天気予報を考慮して9/6(金)に延期となりました。

相方は四万十つながりのOさん。

集合は9時半に樋口。

少し早く着いたので川の様子を見に行ったら、旧二股の瀬の左コースがちょうどいい感じです。

なんというか、迷いなくというか葛藤なく突入できる感じといいますか。あと少し水位が下がると隠れ岩が気になってドキドキしてしまうでしょう。

Oさんは15分くらい遅刻して到着。

9:40の親鼻水位は1.65。

これなら問題はないだろうという事で(水位が低いと下れない)、スタート地点を下水道センターに決めます。

ちなみに前回は1.68。

「秩父~皆野中」間の自己最低水位が1.67。

過去最低を下回ってはいますが、今年「ゆーみーキャンプ」さんが、1.59→1.57でこの区間を下っておられるのをSNSで拝見して、問題ないという情報を得ております。

スタート地点には10:43着。

最高の天気で猛暑級の暑さです。秩父にはまだ夏が残っていたのでした。

シガーソケットから電気を取って、電動ポンプで艇に空気を入れますが、これが本当にうれし過ぎ。

電動ポンプはホントに超ラクですね。まさに科学の勝利。人類の叡智の偉大さに胸が熱くなります。

ソロで御岳に行くときもスタート地点に車を起きたくなるレベルです。

スタートは11:18。

川原にいると汗だらだらだったのに、水の上に出ると案外涼しいというか、なんというか割とさらさらな空気感。

水位は特に問題なし。ルートを間違えて一ヶ所だけ艇を降りましたがそれ以外は底擦りもなし。

「太平洋セメントの謎の橋」の手前の落込みは、水位が低いのでちょっとゴツゴツした感じになっていて、下りにくかったです。(後述)

天気は素晴らしく良くて、景色もまた素晴らしい。

振り返ると時々武甲山が見えます。やはり武甲山は秩父の人たちにとっての原風景なのだろうか。

秩父出身の人が帰省する時、武甲山が見えると帰って来たんだなあと思うんだろうな。

とはいえ、池袋線ではダメで、熊谷から秩父鉄道で帰省しないとでしょうけど。

12:08 和銅大橋、12:28 新皆野橋通過。

昼食は皆野橋を過ぎて、赤平川と合流した先の右岸。たぶん前回と同じところ。

到着は12:40頃。

時折り川に浸って身体を冷やします。

多摩川ほど水は綺麗ではないけれど、その事には気づかなかったことに。

炎天下、1時間半ほど過ごします。川原の語らいって、飲みに行くのとは別の味わいがありますよね。

時間が進んでもべろべろになって訳が分からなくなったりしないから。

後半の部は14:05スタート。

まだ全行程の半分弱。あと10キロほど残っているのに既に14時過ぎ。のんびりし過ぎました。

14:19 皆野中、14:34 親鼻鉄橋を通過して、15:34樋口にゴール。

その後はスカウティングしてから、落込みに突入して終了。

17.5km 4時間16分、9月とは言え、まだまだ夏という感じの素晴らしいダウンリバーとなりました。

スマホ用スライドショーの写真

瀬の印象メモ

親鼻水位1.65→1.63。

皆野中と親鼻橋の間の「ヤナの瀬」

中洲は左コース可。ラストの落込みが超楽しい。

鉄橋下~セイゴ

普通に超楽しい。欲を言うともう少し立体感が欲しい。あとほんの少し水位が低いのがいいのか???

小滝

ちょっと立体感が足りない。あと少し、水位が低い方がいいのか???

二股の瀬

超楽しい。いい感じ

樋口の落込み( 旧二股の瀬、旧S字の瀬 )

今までで一番、下り易かった印象。

たぶんあと5cm水位が下がると、隠れ岩が気になったのではないかと思う。

注意箇所

「太平洋セメントの謎の橋」の手前の落込み

落差は大したことないけど、割と川幅いっぱいごつごつした感じ。水位があればいいけど、この日の水位だとどこを通るかコース取りに注意が必要。

とは言いつつ、直前まで全容が見えづらくて判断しにくい。



和銅大橋と新皆野橋の間の右岸のテトラ

最初の辺りは少し避けようとする動作(何もしないと右に行くので)が必要だった。

後半に、流路の中央部までテトラが点在する箇所があって、そこについては回避動作が必要。水位によっては一部のテトラが水面下なる。


釣師の状況

たぶん2人から3人。

殆ど意識しなかった。

Data


河川 :荒川
コース:秩父 下水道センター → 樋口 ( 17.5km )
用艇:NRS Bandit 1
メンバー:Oさん
天気:晴れ。
釣師:2~3人くらい?たぶん
水位:やや高め
 水分水質データベースによると親鼻水位は、1.65 → 1.63
水質:普通
水温:--(測らず)
気温(秩父):気象庁によると最高気温:34.4℃。

スタート地点駐車場:下水道センターの下流の川原
ゴ ー ル地点駐車場:樋口駅裏の駐車場(530円)
タクシー:-
電車:-
バス:-

昼食:おにぎりとコーヒー、お菓子
服装:化繊の短パン、化繊のTシャツ2枚

旅程。2024.09.06
7:06 出発。(県道30号)
9:22 樋口 着。
10:43 下水道センター 着。
   (カッコ内は経過時間)
 11:18 (0:00 - 0.0Km) スタート・下水道センター
 --:-- (-:-- - 0.8Km) 秩父橋
 --:-- (-:-- - -.-km) 横瀬川合流
 12:08 (0:50 - 4.6Km) 和銅大橋
 12:28 (-:-- - 6.4Km) 新皆野橋
 --:-- (-:-- - 7.4Km) 皆野橋
 --:-- (-:-- - -.-km) 赤平川合流
 ランチ:皆野橋の先の右岸(12:40頃 ~ 14:05 [85分])
 14:18 (3:00 - 9.3Km) 栗谷瀬橋
 --:-- (-:-- - 9.6km) 皆野中
 --:-- (-:-- - 10.5Km) 親鼻橋
 14:34 (3:16 - 11.0Km) 親鼻鉄橋
 14:40 (3:22 - 11.9Km) 小滝の瀬
 --:-- (-:-- - 13.8Km) 金石水管橋
 --:-- (-:-- - 14.7Km) 高砂橋
 --:-- (-:-- - 15.0Km) 遊船の終点
 15:34 (4:16 - 17.5Km) 樋口・ゴール。その後旧S字の瀬。
17:07 下水道センターにて解散。(R299)。
18:47 帰宅

※距離はキョリ測にて測定しました。時間は写真のタイムスタンプなどから適当に調整。



(2024.09.10 up)

修正履歴:
 

・IPアドレスの一部を表示します。

やまかわさん

長瀞長めコースの記事に刺激され、午前仕事のあとに来ちゃいました。
和銅黒谷の駅から河原へ降りて、現在野営中。明日朝からダウンリバー予定です。

天気が良いので滅多なことはありませんが、ゲリラ豪雨あってもここからは逃げられますよ(笑)

やまかわさんの経験をモディファイした感じですが、荒川で無理やり一泊プランを組むにはよいとこかと思います。途中合流もできるし、コンビニ買い出しもできますし。

おーーっ、いいですねー。
夜になってだいぶ涼しくなって来たし、月も綺麗だし、川原で月を愛でながら一杯やるのはいいですね。

明日も午前中は天気よさそうだし、水位もなんとか大丈夫そうですね。

お気を付けてお楽しみください。