続・三連休の多摩川は混んでいるのか?

三連休最終日の月曜は、前職つながりのK君と多摩川へ。

コースは御岳小橋下流→釜の淵・柳淵橋の10km。

三連休初日の土曜日は、恐れおののいていたものの、寒山寺の駐車場は9時前の時点で半分も埋まっていないという状況で肩透かし。

ラフトも見たのは2艇だけで、もうラフトは廃れてしまったのか、みんなお盆だから帰省したのかと思っておりました。

果たして、三連休最終日はどうなるでしょうか。


K君は電車なので、集合は御岳に10時だったのですが、早めに家を出ます。

これが正に、早起きは3文の得になりました。

釜の淵公園大柳駐車場に着いたのが7:46。

この時点で駐車場はほぼ満車です。残り2～3台。

釜の淵に遊びに来る人はそんな早起きキャラではないだろうなどと勝手に思い込んでいたら、大間違いでした。

8時前には艇を背負って駐車場を出発したのですが、どんどん車が通り過ぎていきますし、大柳のバス停でバスを待っている間も、どんどん釜の淵の方へ車が曲がって行きます。

三連休、侮れません。

まあ、今は駐車場の半分が閉鎖されているので仕方ないのかも知れません。

7:56 駐車場ほぼ満車

さすがに今回はバスで青梅駅に向かいます。

8:24の奥多摩行に乗車。

K君が早く着けばそれでいいし、予定通りならその間に三つ岩でも攻めようと考えていたのですが、K君も1時間早く到着。

それにしても、この日は最高級の天気です。尊い。

快晴な空(大柳バス停)

アキアカネ乱舞(御岳)

ラフトわんさか

スタートは9:36。

御岳小橋の下流、タテチンの下から出発です。

ホワイトウォーターが好きではないK君、三つ岩は論外だとしても、少し上流からスタートしてみないかと打診するも、ここでいいとの事。もったいない。

この日の水位は、-2.68(調布橋)。

ちょっと水は多めです。そしてやや笹濁り気味。

正直、天気にはそれほど期待はしていなかったのですが、まったく申し分ない空模様です。

ただし、午後からは雲が出るはず。

鵜の瀬橋の手前

鵜の瀬橋

鵜の瀬橋の先

土曜日に下った時は、ラフトは2艇見たきりでしたが、この日は全然違います。

ひっきりなしにラフトが通過。

スタートした後も、後ろに続々とラフトが続いています。土曜のあの静けさは何だったのか。

鵜の瀬橋の辺りで艇を停めて先に行ってもらいます。

数分で10艇は通って行ったでしょうか。

ラフトがいっぱいいると夏っぽくていいですね。

ラフトもわんさかいますが、川遊びの人たちもまたわんさか。

都会には、お盆は川や海には行かないという習慣はないんですかね。

川下りの途中にも、サイレンを鳴らした消防車が通って行ったり、上空にヘリが飛んでいたりして気になります。行き先は山なのか川なのか。

今日のその時

そして、今日のその時がやって来ました。

軍畑大橋と喜久松苑のちょうど中間あたり。

少し流路が狭くなって、流速が早くなるところ。途中の岩にぶつかってK君フリップ。

ここは次の瀞場まで結構距離があります。

どんぶらこーと流されるK君。

そして、K君は途中で艇を離してしまいます。

全力撮影中で忙しい中、艇の確保という新たなミッションが追加されます。

いやいや、パックラフトを捕まえるのって結構難しいんですね。

艇に触れるとその反動で離れていきます。ビーチボールみたいな感じ。最後は私の艇の上にK君の艇を載せて、喜久松苑の川原の流芯にある大岩下流の中州に着岸。

一方K君は、大勢のギャラリーに見守られながら、そして小さな女の子から水鉄砲の全力射撃を浴びながら同じく中州に漂着。

腰を痛打したK君、しばらく中州で休憩。

喜久松苑の川原

それにしても水鉄砲の女の子は、相手かまわず全力射撃。私も反撃しましたが、射程が届かず効果なし。やつらにはこの船では勝てない。

ラフトの人たちにも砲撃を浴びせていましたが、実はラフト業者が雇って攻撃させているのではないかと思わせるくらい乗客も楽しそうで絵になる光景でした。

気を取り直して出発。

10:24 テニスコート通過。

「賑やかなテニスコートが戻って来た」という混み具合。国際色も豊か。

それにしても、川原にキッチンカーっていないですね。儲かるような気がしなくもないですが。

さて、この日もスタートが早いのと、水量が多いのとで進行がすこぶる早い。

時間調整も兼ねて好文橋手前の右岸で休憩。

三本堤(2本目)

三本堤(3本目)

奥多摩橋

テニスコート

テニスコート

ランチタイム

11:03 和田橋通過。

ランチは土曜と同じ、和田橋下流の右岸の川原。

ここは、場所によっては日陰もあります。

コーヒー飲んでおにぎり食べて、コーヒーお代わりして、時折川に体を浸して、だらだらぶんにょり2時間余り過ごします。

途中、ラフトやらパックラフトやらが何度か通り過ぎていきます。

テニスコートより下流でこんなに艇を見るのは久しぶり。さすが夏の三連休の威力。

和田橋

和田橋

天気予報では、午後からは天気がいまいちの筈でした。

ウェザーマップもウェザーニューズも午後は曇りマーク。

唯一tenki.jpだけが晴を並べていたのですが、tenki.jpの晴は雲8割でも晴ですから、まあどうせ誰に聞いても曇りと応えるような天気なんだろうと思ったら、ぜんぜん由緒正しい晴れのままです。

午前中と違って、多少雲が浮いていますが、せいぜい1～2割。猛暑日の太陽が燦燦と輝いています。

和田橋下流。(元テトラの堰)

日向和田ポンプ場の下流

大岩の瀬

畑中ポンプ場の川原

釜の淵

釜の淵

13:12午後の部スタート。

由緒正しい猛暑で超気持ちいい。

そして、あちこちに川遊びの人たち。

地元の人っぽい方が遊んでいるのも嬉しい。

13:37、釜の淵・柳淵橋にゴール。

ここは、どこかの海水浴場か?と思うくらい混んでいました。

そして、国際色豊か過ぎ。


という事で、結局最後までいい天気。

たぶん今シーズンで一番良かったかも知れない。

最後は河辺のラーメン屋によって、帰路に就いたのでありました。

調布橋水位：-2.68

神代橋下流の障害物

神代橋下流の障害物

神代橋下流の障害物

釜の淵手前にログ

前回発見したもの。釜の淵の直前。右岸に竹が張り出している←カーブを曲がった正面です。

右岸から張り出した岩に流れが当たっていて、ボイルもあったりで、事前に避けないと岩の側まで行ってしまうところに、ログがありました。

結構すぐそばまで近づいてしまいがちなところなので要注意。

釜の淵入口のログ

見落としただけかもしれませんが、たぶん0人。

やっぱりお盆だから殺生しないのでしょうか?

「家に帰るまでが登山」とか言いますが、川下りの場合はそれだけに留まりません。

「家に帰って、シャワーを浴びて、一杯やるまでがダウンリバー」

ちょっと今日は最高の天気で素晴らしい川下りだったので、気をよくしてハートランドビールを買いました。

ハートランドは世界一、ひと口目の美味しいビールだと思います。

お通しは、ちくわと乾燥ワカメと胡瓜の酢の物。

タコと生ワカメの酢の物もおいしいけど、これはこれで素朴感が嬉しい。