2024.08.05(Mon) 多摩川 御岳・杣の小橋 → 釜の淵・柳淵橋(11.0km)
晴れ時々曇り(青梅 max 35.7℃) 水位:調布橋:-2.79→閉局→-2.78
※調布橋水位は、2019年の台風19号の影響で、以前より40~50cm低い値を示します。
多摩川、川ガキとアキアカネ
三つ岩連続エディキャッチ不可能説
REIさんと多摩川を漕いだ3日後の日曜、今度は前職つながりのK君と多摩川へ。
の筈だったのですが、前日の夜に諸事情で中止に。
日曜に1人で川に行くのも気が乗らず、家でゴロゴロしていた訳ですが、翌日の天気予報を見ましたらこれが悪くない。
tenki.jpをみると、16時まで晴れマークが並び、17時から曇り。
まあその「晴」というのが、雲0割なのか、雲が8割なのかは分かりませんが。。。
それに、tenki.jpはどうも最近は無闇に強気な気がするんですよね。
とはいえ、仮にも晴れるならダメもとで誰かお誘いしようかとも思ったのですが、tenki.jpやウェザーニューズはポジティブ予報なのですが、ウェザーマップの予報がいつものようにネガティブです。
午後はダークグレーの雲から強力な雷光線が発射されています。
こういうものを見てしまうと、ちょっと他人様は誘いづらい。
ということで、急遽月曜をオフにして、ソロで下ることにしたのでした。
翌日は、8:37の青梅発を目指します。
一応、tenki.jpやウェザーニューズはポジティブ予報とはいえ、今の時期、あんまりぐずぐずしない方が良いでしょう。
案の定、当日の朝になってtenki.jpを再度確認すると、晴れマークは15時まで。16時はこっそり曇りマークに変更されていました。
9時前に御嶽駅着。
いつものように、御岳橋から三つ岩を観察します。
一つ目と二つ目の間を狙うべきか、いったんハードルを下げて、2つ目と3つ目の間を狙うべきか。
調布橋水位は9時の段階で-2.79。
前回より条件はほんの少し有利です。
とはいうものの、ちょっと1つ目と2つ目の間を取れる気が全くしません。
よくよく考えると、ニュートン力学というか、艇の速度や川の流速などから計算したら、そもそも物理学的に不可能なのではないかという気がしてきました。
「光より速いものは存在しない。」
それと同じように、
「三つ岩の1つ目と2つ目の間のエディーは取れない。」
のではなかろうか。
半ばそう確信して、今回は2つ目と3つ目の間を狙います。
迷ったら、低い方のハードルを!
後日談になりますが、YouTubeで「御岳 三つ岩」で検索したら、すぐに1つ目と2つ目の間のエディーを取る動画が見つかってしまいました。
私の提唱した不可能説はあっさり否定されてしまったのでした。
それを晴れと呼ぶのか?!そして三つ岩へ
さて、釜の淵もそうでしたし、御岳に着いてからも、空はお世辞にも晴れとは言えない状態です。
お役所的には「晴れ」かも知れませんが、社会通念的に晴れと呼ぶには無理がある。
まあ薄々そういう事もあるかなとは思っていました。
9:48 低テンションのままスタートします。
それでも、夏休みだけあってスタート地点ではラフトが準備中。その後も色んなところで遊んでる人を見かけて、なんとなく賑やかな感じ。
そして三つ岩へ。
迷うことなく2つ目と3つ目の間を狙います。
左コースから入って、なんとかギリギリセーフ。エディキャッチ成功です。
しかし、ちょっと1つ目の岩に寄り過ぎて進入したので、勢いが不足してグダグダです。
でもまあ、イメージ通りではなかったものの、とりあえず成功したので次回はまた、1つ目と2つ目の間を狙ってみようかな。
ああ、どうしてこう1段1段なんだろう。
三つ岩(2つ目と3つ目の間)
この日の調布橋水位は、9:00の時点で-2.79。(その後閉局 → -2.78)
割とどの瀬も小振りな感じで迫力に掛けましたが、タテチンだけは微妙に難易度上昇。
ちょっと岩が顔を出すギリギリな感じで、乗り上げ気味にバランスを崩して、あわやフリップするところでしたが匠の技で華麗に回避。
時々見かけるリバーブギ(?)。この日もガイドさんとお客2名のパーティ。ミソギの辺りから抜きつ抜かれつ。
この日の水温は19℃。多摩川にしては高めだし、ウェットスーツ着てるし、冷たくはないんでしょうけど、お腹の弱い自分的にはちょっと引いてしまう。たぶん楽しいんだろうとは思うけど。
川ガキとアキアカネ
おくたま路のヘアピンカーブのところにも川遊びの家族連れ。
川原で人が遊んでると嬉しい。
10:56 好文橋の右岸の川原に到着。
ここでランチにしようかと思ったら、高校生の男の子たちのグループが好文橋を渡ってやって来ました。
薪やら網やら携えてバーベキューの様です。
そんなに広いところではないし、なんかここでランチにしたら変なオジサンになる様な気がしてきたので移動します。
艇を出して直ぐ振り返ると、さっそく川に入っていて、次に振り返ると、対岸の岩に登っていました。
やっぱり、夏は川ガキが一番画になります。
川ガキたちに場所を譲ったので、ランチタイムは前回同様、神代橋の見える右岸の川原になりました。
天気の方はテニスコートの辺りから漸く日が差し始め、ランチの頃には結構ないい天気。
おにぎり食べて、コーヒー飲んでスープ飲んで、定期的に川に浸かって熱中症対策しつつ、1時間半余り、寝転がって過ごしたのでありました。(ちょっと日経平均チェックしてしまいましたけど)
途中ラフトが2組通過。
午後の部のスタートは12:49。
ちょっとのんびりし過ぎたかも知れません。
だんだん空が曇ってきます。
再びテンションだだ下がり。
そして、多摩川は完全に第3フェーズに入っていました。
前々回くらいまでは、オニヤンマが飛び放題でしたけど、この日はもう、オニヤンマの姿は見えず、代わりにアキアカネがそこかしこで乱舞していました。
多いところでは1000立方メートルに20匹くらいはいたのではなかろうか。
まだお盆前ですけど、もうすっかり残暑モードです。
どんよりしてきた空と、過ぎゆく夏に少し寂しくなりながら漕いでいたら、万年橋を過ぎたあたりで後方から雷鳴が聞えます。
これは不味いと頑張って速度を上げて、13:26柳淵橋ゴール。
雲行きが怪しくなってきたので片付けは少々巻いて、13:54駐車場を出発。
数分後には大粒の雨が降ってきました。
結局のところ、多摩川で一番大事なのは、晴かどうかですね。
定点観測と危険物
釣師の状況
たぶん3人くらい。
特にストレスなし。
漕いだその後
Data
■河川 :多摩川
■コース:御岳・杣の小橋 → 釜の淵・柳淵橋 ( 11.0km )
■用艇:NRS バンディット1
■メンバー:ソロ
■天気:晴れ時々曇り。(曇り時々晴れ→晴れ時々曇り→曇り時々晴れ→曇り)
■釣師:3人くらい。たぶん。
■水位:普通
水分水質データベースによると調布橋水位は、-2.79 → 閉局 → -2.78。
※調布橋水位は、2019年の台風19号以降、以前よりも水位が低めに出ています。
40~50cmくらいプラスしてお考え下さい。
■水質:笹濁りからだいぶ澄んできた感じ
■水温:19℃( 9:37 杣の小橋 )
■気温(青梅):気象庁によると青梅の最高気温:35.7℃。
■スタート地点駐車場:-
■ゴ ー ル地点駐車場:釜の淵公園大柳駐車場(700円)
■タクシー:-
■電車:青梅→御嶽(178円)
■バス:-
■昼食:おにぎりとコーヒー
■服装:化繊の短パン、化繊のTシャツ2枚。
7:06 出発
7:52 釜の淵公園大柳駐車場着
8:10 駐車場発
8:29 青梅駅ホーム着(徒歩19分)
8:37 青梅発
8:57 御嶽着
9:15 スタート地点着
9:48 (0:00 - 0.0Km) スタート(杣の小橋)
-:-- (-:-- - 0.5Km) 御岳橋
-:-- (-:-- - 0.6Km) 御岳小橋
-:-- (-:-- - 1.4Km) 鵜の瀬橋
-:-- (-:-- - 1.9Km) 楓橋
10:26 (0:38 - 3.1Km) 軍畑大橋
10:34 (0:46 - 3.8km) 喜久松苑
10:40 (0:52 - 4.5Km) 奥多摩橋
10:46 (0:58 - 4.9km) テニスコート
10:56 (1:08 - 5.7Km) 好文橋( 右岸上陸。~11:03 )
ランチ 神代橋の見える右岸。( 11:11 - 12:49 [1時間38分] )
12:52 (3:04 - 6.9Km) 神代橋
13:00 (3:12 - 7.9Km) 和田橋
13:20 (3:32 -10.2Km) 万年橋
13:26 (3:38 -11.0Km) 柳淵橋・ゴール
13:54 釜の淵公園大柳駐車場出発
※距離はキョリ測にて測定しました。時間は写真のタイムスタンプなどから適当に調整。
★2020年度より、距離を修正しました。
修正履歴:
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