2024.07.05(Fri) 多摩川 御岳・杣の小橋→釜の淵・柳淵橋(11km)
晴れ(青梅 max 36.2℃) 水位:調布橋 -2.68
※調布橋水位は、2019年の台風19号の影響で、以前より40~50cm低い値を示します。
猛暑日全開!多摩川 PERFECT DAYS
心臓破りの坂
それにしても梅雨はどうなったんでしょう。
さすがにここまで降らないと農家の方とか傘屋さんとか長靴屋さんとかは厳しいのではないかと気になります。
まあ傘屋さんは代わりに日傘が売れるのかも知れませんが。
今のところスーパーに行っても特に野菜は高くないけどこれから高くなるのだろうか??
それで、一応自分ルールとしては、多摩川の鮎解禁後、6月の間は自粛する(長瀞に行く)。
7月になったら平日についてはおそるおそる再開。
土日については7月中旬から再開という感じにしております。
という事で、なんか梅雨も明けてないのにかなりゴージャスな予報が出てきましたので、軽く行って来ることにいたしました。
予報サイトによっては猛暑日予報。
ギラギラの太陽を想像しただけでテンション上がります。
7:59釜の淵着。早すぎです。なんか早く家を出てしまいました。
始めは9:24青梅発の電車に乗るつもりだったのですが、これでは8:37の電車も可能な状況です。
大柳バス停にバスが来るのは8:25。電車の時刻まで12分ありますが、遅れてくるかもしれないし、定刻通りに来たとしてもそのあと道が混むかもしれないし、そうでなかったとしても、大荷物の私は最後に降りるので混んでたら間に合わないかもなどと色々考えた末、歩くという苦渋の決断をしたのです。
青梅駅まで歩くのは久しぶりですが、その道のりは完全に心臓破りの坂でした。
というか、もはやエベレスト南西壁に匹敵するレベル。無酸素では完全に無理。
厳しい登攀が続きます。
そしてあと少しで青梅駅前という時、無情にもバスが私を追い越していったのでした。
バスの遅れの事よりも、大荷物を背負った自分の歩く速度にこそリスクがあったのです。
まあ無事に電車に乗れたので、バス代178円得したと思おう。
電車はひとつのシートに2人ずつくらいの混み具合。
8:57御嶽着。
この日の調布橋水位は-2.68と、ちょっと高め。
工事中の御岳橋から三つ岩を覗くと、一つ目の岩のエディは限りなく小さい。
あんな小さい所にインするのはそもそも不可能ではないのか?
理論的に可能なのか?
なんか、そもそも無理じゃね感が漂います。
竹下百合子さんとかなら出来るのか?
いやいや、そんなメンタリティでは無理でしょう。何がなんでもキャッチするぞくらいの心構えで挑んでこそ神様は少しだけ手助けしてくれるのです。などと、トボトボ遊歩道を歩きながら考えていますと、オリーブ色のパックラフトが1艇通り過ぎていきました。
ダウンリバーレポート
9:14スタート地点着。
既に暑すぎです。
まずは川に体を浸します。水温は16.2℃。気持ち良すぎ。
SUPの練習してる人がいて「凄い気持ちいいですねー」「めっちゃ気持ちいいですねー」の挨拶を交わしていざ発進。(9:41)
そして三つ岩へ。
橋からの観察で、右から入ると艇がはみ出て流されてしまう。入るなら左からしかないとイメージを固めていました。
えいってやって、あぁぁぁぁってなって、さらに2つ目にも入れず。
入れたらいいななどというメンタリティの者に神様が手助けしてくれる筈はありません。
次回以降、低水位の時に頑張ろうと決意を新たにしたのでした。
それはともかく、調布橋水位-2.68はそれなりに水たっぷり感。タテチンまでは心地よい緊張感。
そしてお日様ギッラギラ。波しぶきが眩しい。
もはや最高に気持ち良くて楽しい。
さて、この日はスタートが早すぎなので、気を付けないと午前中にゴールしてしまいます。
既に十分暑いですが、やっぱりホッカホカのジッリジリを楽しみたい。時間調整が必要です。
まずは好文橋の手前の右岸に上陸。
この時点で10:33。
ここに上陸するのは久しぶりですが、草が版図を拡げて砂利スペースが追いやられています。
まだお昼には早いのでコーヒーを淹れて、定期的に川に浸かって体を冷やして、最高の寛ぎタイム。
30分ほど経った頃でしょうか、地上から団体さんが下りて来ました。
総勢20名くらいの若者たちがBBQコンロやタープの設営開始。
ここは若人たちに場所を譲るべきでしょう。
もう行くから広く使ってねと声を掛けて出発。
次なる休憩地を求めて下ります。
それにしても、どこもかしこも草が勢力を広げています。
wikiに載っているモンゴル帝国の版図の広がりのgif画像を見ている様です。
このまま行くと、やがて多摩川から砂利の川原が消滅してしまうのではないでしょうか?
神代橋の手前右岸
それで、あまり下流に行ってしまうのもなんか、旅の終わり感が出て寂しいので、10分足らず漕いで、神代橋の見える右岸に上陸します。
ここは結構先客がいるのですが幸いその日は貸し切り。
11:24。まあそろそろお昼を食べてもいい時間です。
まずはオニオンスープを作って、おにぎりを食べて、食後はコーヒーを飲みつつ寝転がります。
しばらくすると暑くなるので定期的に川で身体を冷却。
ジリジリと肌が焦げてさすが太陽!核融合の力を実感します。これはもし寝てしまったら命に関わるだろうな。
そして、これは私だけかもしれませんが、猛暑日は微妙に景色に透過度90%の薄いインディゴのフィルターが掛かります。
なんとなく写真でも分かりますが、なんかこれを見ると、猛暑日ー!という気持ちになるのです。
熊について
そういえば、最近青梅でも熊の目撃情報が寄せられています。
寝ている最中に急に太陽が遮られて、目を開けたら熊が見下ろしていた、とか想像すると超恐怖。
やはり、多摩川でも辛子銃とか、辛子セーバーなどを携行すべきなのでしょうか?
しかし幾ら武装しても寝込みを襲われれば対処できません。やはり熊探知機も必要です。
などと考えていたのですが、そういえば多摩川のこの区域は、左岸は青梅街道、右岸は吉野街道というかなり強力な防衛線に守られています。
日中にこのマジノ線を突破するのはかなり困難なはずです。
とはいえ、夜間の交通量が少ない時に突破してくる可能性はある訳で、安全とは言い切れないとも思います。
1時間余り過ぎたころ、川に浸かっていたらパックラフトが1艇通り過ぎていきました。
こちらもそろそろ出発することに致しましょう。
12:35再スタート。
その後も気持ちよく漕いで13:08ゴール。
ゴールして駐車場に行くと、さっきのパックラフトの方がお片付け中。お声がけして暫しお話しさせて頂きました。
3時間27分、漕行時間1時間33分。極上のダウンリバーでした。
いやー、めっちゃ気持ちヨカッター。
TOPのスライドショーの写真
定点観測と新たな障害物
釣師の状況
記憶にちょっと自信ないのですが、たぶん0人だったと思います。たぶん。
草の版図の拡大
漕いだその後
Data
■河川 :多摩川
■コース:御岳・杣の小橋 → 釜の淵・柳淵橋 ( 11.0km )
■用艇:NRS バンディット1
■メンバー:ソロ
■天気:晴れ。
■釣師:0人?たぶん?
■水位:少し高め
水分水質データベースによると調布橋水位は、-2.68。
※調布橋水位は、2019年の台風19号以降、以前よりも水位が低めに出ています。
40~50cmくらいプラスしてお考え下さい。
■水質:普通に綺麗
■水温:16.2℃(9:35 杣の小橋)
■気温(青梅):気象庁によると青梅の最高気温:36.2℃。
■スタート地点駐車場:--
■ゴ ー ル地点駐車場:釜の淵公園大柳駐車場(600円)
■タクシー:-
■電車:青梅→御嶽(178円)
■-
■昼食:おにぎりとコーヒー
■服装:化繊の短パン、化繊のTシャツ2枚
7:07 出発
7:59 釜の淵公園大柳駐車場着
8:37 青梅発
8:57 御嶽着
9:14 スタート地点着
9:41 (0:00 - 0.0Km) スタート(杣の小橋)
9:45 (0:04 - 0.5Km) 御岳橋
-:-- (:-- - 0.6Km) 御岳小橋
9:51 (0:10 - 1.4Km) 鵜の瀬橋
9:56 (0:15 - 1.9Km) 楓橋
10:10 (0:29 - 3.1Km) 軍畑大橋
10:16 (0:35 - 3.8km) 喜久松苑
10:21 (0:40 - 4.5Km) 奥多摩橋
10:24 (0:43 - 4.9km) テニスコート
休憩 好文橋の手前の右岸。( 10:33 - 11:16 [43分] )
11:17 (1:36 - 5.7Km) 好文橋
ランチ 神代橋の手前の右岸。( 11:24 - 12:35 [71分] )
12:38 (2:57 - 6.9Km) 神代橋
12:46 (3:05 - 7.9Km) 和田橋
13:02 (3:21 -10.2Km) 万年橋
13:08 (3:27 -11.0Km) 柳淵橋・ゴール
13:50 釜の淵公園大柳駐車場出発
※距離はキョリ測にて測定しました。時間は写真のタイムスタンプなどから適当に調整。
★2020年度より、距離を修正しました。
修正履歴:
コ
メ
ン
ト
・IPアドレスの一部を表示します。