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川下りレポート
最高の天気予報
7/7金曜の朝。
昨日は最高の川下りだったなと朝から余韻に浸っておりましたが、実はこの日の天気予報も最高だという事を私は知っていました。
とはいえ、世の人民たちが暑い中働いているのに流石に連チャンのしかも週3で川に行くのはいかがなものか。。。
その一方で、お天気3社がそろって最高級の予報を出すというのはそうそうあることではありません。しかも翌日からはダメ予報。
さらに加えて、前日の木曜よりも金曜の方が気温が高そうではないですか!
これは、行かねばなりません。
でも、さすがに連チャンは厳しいし、などとグダグダしているうちに、いい時間になって来ました。
どうしようかなと迷っているうちに時間が過ぎて機を逃してしまう。まさに人生。
ちょっと疲れているし、カヌーは回送がメンドイし、人々も働いておられますから、ここはひとつ川下りなどは止めてしまって、喜久苑の川原辺りに行って、浅瀬に椅子を出し、冷たい泉に素足を浸して、優雅にコーヒーを飲みながら読書などをするのはどうだろう。
これはとても魅力的で大変素晴らしいアイディアに思えました。
まさにバカンス、リゾートではないですか!
このアイディアに比べたら川下りなどは「労働」とも言っても過言ではありません。
「ヨシ、この線で行こう!」
しかし、、、情ない。
生来の貧乏性がむくむくと頭をもたげ、せっかく川に行くならやっぱり川下りしないと勿体ないと思えてきたのです。。
いったい何が勿体ないというのだろうか?!
結局、この週3回目の川下りに出かけることになったのです。
影の輪郭
さて、10時過ぎに家を出たのですが、その時点の空模様は少し高曇りっぽくて、雲も多めでした。
しかし、昨日の一件で、天気予報には絶大な信頼を置いていますからなんら疑うことなく青梅に向かいます。
だって、前日は家を出るときはどんよりしていたのが河辺に着いたらピーカンでしたから。
そして、11時過ぎに釜の淵着。
多摩川の川下りにとって重要な事。
それは影の輪郭です。
もちろん、水位も重要ではありますが、安全な範囲内の水位であれば、影の輪郭こそが多摩川には重要なのです。
影の輪郭がくっきりしていることが大事なのです。
これが長瀞辺りだと、影の輪郭よりも、親鼻水位が極めて重要な要素になって来ます。
どちらかというと、長瀞は風景や水も含めた川全体を楽しむというより、ザップンドップンなウエーブを楽しむところなのです。
そこでは、影の輪郭がくっきりしているかどうかより、親鼻の水位が重要です。
12:00。御嶽駅到着。
取敢えず御岳橋から三つ岩を観察します。
まあ、調布橋-2.75なのでこんな感じですがそんなことよりも水面が輝いていないではないですか。
三つ岩(調布橋水位:-2.75)
左岸の遊歩道を歩いて杣の小橋へ。
そこで見上げたのが上の写真。
なんちゅうこっちゃねん!これではまるで秋の空ではないですか!
相当盛り下って12:33スタート。
相手は自然ですから仕方のない事とはいえ、なんか天気予報にだまされた感。
盛り下がったまま、ダラダラっと下って行きます。
ランチタイム
ランチは前日と同じところ。和田橋手前の左岸。( 13:41 - 14:41 )
不思議なことに、前日は日陰で艇を停めた山際に燦燦と日光が注いでいます。
時刻は2時間ほどは違うのでそのせいだろうとは思うのですが、仕方なく艇の空気を少し抜きます。
相変わらず空は微妙なのですが、時折強い日が差します。
まあ、曇りという程ではなく(その証拠に青梅の日照時間は10.5hだった)、水温も気温も高いので、それなりに昼寝をしたり、それなりに川に浸かったりしたのでした。
ランチの後も、劇的な天候の回復はなく、15:07 釜の淵・柳淵橋にゴール。
まあ、足るを知る。欲張ってはいけないという事ですね。
釣り人の状況
前日、釣り人がほとんどいなかったのは、やはりスタートが沢井・楓橋だったからでした。
この日は、放水口~楓橋の間に、10人近い釣り人が居ました。
時間が遅めだったせいか、片付けている方も何人かいて、川に出ている竿の数はもう少し少なめでした。
楓橋以降は、前日同様少なく、2人か3人か、そんな感じでした。
今日の注意箇所
これだけが注意箇所という訳ではありません。注意箇所はたくさんありますが、この日気になったものを載せています。
調布橋水位は、-2.75~-2.74
神代橋下流のコンクリート塊
いつもの場所。
万年橋下流のログ
いつもの場所。
万年橋下流右岸寄りの鉄筋
恐らく、魚の住処かを作るとか、なにかの理由で設置しているのではないかと思います。
七夕を飾る竹の枝みたいなのが川の中にあって、それが流れて行かないように鉄筋を打って結んでいるのではないかと。
意図して右に寄せなければ関係ないとは思いますが、水位が上がれば見えなくなると思われるので注意してください。
漕いだ、その後
まあちょっと、イマイチではありましたが、せっかく遊ばせていただいたのに文句を言っては罰が当たります。
この日はキンミヤをたっぷりのソーダで割ってゴクゴク。
肴はこのところ穫れまくりの庭のプランターのしし唐をソテーにしました。
昼間は今ひとつでも、漕いだ後の夕方は実にいい感じに暮れて行ったのでありました。br>
Data
■コース:御岳・放水口 → 釜の淵公園・柳淵橋 ( 11km )
■用艇:NRS バンディット1
■メンバー:ソロ
■天気:晴れというより曇りに近い
■釣師:10人くらい。
■水位:普通よりほんの少し高い
水分水質データベースによると調布橋水位は、-2.75。
※調布橋水位は、2019年の台風19号以降、以前よりも水位が低めに出ています。
40~50cmくらいプラスしてお考え下さい。
■水質:ふつう
■水温:18℃ ( 杣の小橋 12:26頃 )
■気温(青梅):気象庁によると最高気温:34.6℃。
■スタート地点駐車場:--
■ゴ ー ル地点駐車場:釜の淵公園大柳駐車場(5h 500円)
■タクシー:-
■電車:青梅→御嶽(178円)
■バス:大柳→青梅駅(178円)
■昼食:おにぎりとコーヒー
■服装:化繊の短パン 、化繊のTシャツ2枚
-:-- 出発
11:07 釜の淵公園大柳駐車場着
--:-- 大柳バス停発
11:42 青梅駅発
12:00 御嶽駅着
12:15頃 スタート地点着
12:33 ( 0:00 - 0.0Km) スタート(放水口)
--:-- ( -:-- - 0.5Km) 御岳橋
--:-- ( -:-- - 0.6Km) 御岳小橋
--:-- ( -:-- - 1.4Km) 鵜の瀬橋
--:-- ( -:-- - 1.9Km) 楓橋
12:59 ( 0:26 - 3.1Km) 軍畑大橋
13:05 ( 0:32 - 3.8km) 喜久松苑
--:-- ( -:-- - 4.5Km) 奥多摩橋
--:-- ( -:-- - 4.9km) テニスコート
--:-- ( -:-- - 5.7Km) 好文橋
--:-- ( -:-- - 6.9Km) 神代橋
昼食 和田橋上流左岸( 60分くらい 13:41 - 14:41 )
14:42 ( 2:09 - 7.9Km) 和田橋
--:-- ( -:-- - 10.2Km) 万年橋
15:07 ( 2:34 - 11.0Km) 柳淵橋
※距離はキョリ測にて測定しました。時間は写真のタイムスタンプなどから適当に調整。
★2020年度より、距離を修正しました。
(2023.07.13 up)
修正履歴:
2023.07.14 冒頭部分に調布橋水位の注意点を追加(いつのまにか記載しなくなっていたので)
2023.07.14 目次の間違い訂正。万年橋下流左岸→万年橋下流右岸
2023.07.26 Dataのコースが、杣の小橋 → 河辺・市民球技場 ( 11km )になっていたので、御岳・放水口 → 釜の淵公園・柳淵橋 ( 11km )に訂正
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