2023 2nd
気温低め雲多め水温低め

www.kaifugun-yamakawacho.net/

2023.05.31( Wed ) 多摩川 御岳・発電所 → 河辺グラウンド ( 15.4km )
晴れ(青梅 max 22℃) 水位:調布橋 -2.87

※調布橋水位は、2019年の台風19号の影響で、以前より40~50cm低い値を示します。


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  1. 川下りレポート
  2. ギャラリー
  3. 漕いだ、その後、
  4. データ

川下りレポート

どんな人生にも曇りの日はある


川には色んな表情があります。

ピーカン猛暑日、突き抜ける青空の下、キラキラと輝く水しぶきを浴び、ホゥォーイと奇声を上げながら川を下るのがもちろん最高なのですが、それだけが川の表情の全てではありません。

どんよりと垂れこめた厚い雲、太陽の光が届かず、黒っぽい色になった水面、微妙に寒いなか身体をこわばらせて下るというのもまた、川下りのひとつの形なのです。


今回の相方は四万十つながりのOさん。

当初、5月30日を候補日、31日を予備日として川下りを計画していました。

しかし、西日本、東海は早々と梅雨入りし、さらに台風2号も出現。週間天気予報は壊滅的な状況を呈することになります。


予報が好転しないまま月日が経ち、いよいよ前日の29日になりました。翌日のGo/NoGoを判断しないといけません。この時点で1日も予備日に追加されます。

30日、31日、1日のいずれかから選ぶことになったのです。

そして、取敢えず30日はやめにして、予報の変化をウオッチしつつ31日、1日のどちらにしようという事になりました。

未来に行くほど予報はズレる可能性が高まるでしょうから、何もダークグレーの雲マークが並ぶ日に下ることはありません。

そして、翌30日。定期的に予報を確認しますが依然として31日、1日ともにイマイチです。

その一方で午後になると晴れ間も出て来きて、「今日行けてたではないか」と、タラレバ感が高まります。


30日午後の時点で、tenki.jpは31日が小雨で1日が曇り。一方、いつも弱気なウェザーマップは、逆に31日にわずかに晴れマーク。1日は曇りのち雨。そしていつも強気なウェザーニューズはオール曇り。

まさにマギの「メルキオール」「バルタザール」「カスパー」が別々の答えを出した状態に直面します。


両日とも予報は似たり寄ったり。31日の予報はイマイチではありますが、一縷の望みで見送って、1日が雨にならないとも限りません。

見送ればツーストライクで後がなくなります。

さらに、今回は見送って再調整するにしても、週間予報はおろか2週間予報もずーっと微妙な状態。

延ばしたところでいつ晴れるか分からない。


「どんな人生にも曇りの日はある」


という事で、31日決行となりました。


気温低め水温低め雲多め

集合は河辺に10時。

9:40分に到着したら程なくしてOさんも到着。

加齢による『集合時間の前に到着してしまう現象』が進行しています。

町内会の清掃デーみたい。


そして、河辺の空はどんよりしまくり。御岳に移動するともっとどんより。

どんよりした河辺

どんよりした御岳・放水口


スタートは放水口です。

川の神様と多摩川の神様に無事に通してくださいとお願いして、11:13出発。

11:00の青梅の気温は19.4℃。

まさかの20℃未満。

そして水温は12℃。

寒さ冷たさで身体も硬い。

何があっても、今日は『沈』する訳にはいきません。

三つ岩を通過する際、メチャメチャ緊張します。

ちなみにこの日のウェアは、

上:ドライ地のTシャツ×2枚 + パドジャケ

下:薄手のネオプレーンの長ズボン + ドライ地の短パン


上は長袖のラッシュガードとかもう一枚着ればよかった。ネオプレーンの靴下を履いておけばよかった。


それでもやっぱり川下りは気持ちよくて楽しい。

三つ岩偵察中

玉堂の瀬のあたり



ランチは好文橋。到着は12時半頃。

12時の時点でも青梅の気温は19.7℃。

まさにコーヒーが美味しい。


日本経済、世界経済、電気工学などについて語り合いつつ、1時間余り休憩して出発すると、時折うっすらと太陽が見え隠れするようになりました。

「ウェザーマップ、君を信じて良かった!」

しかしその後も天候に劇的な改善は見られず、15:33ゴール。

河辺を後にする頃になって漸く陽が差すようになったのでした。


気温低め雲多め水温低めのダウンリバーでしたがそれはそれとして楽しく過ごすことが出来ました。

川の神様、多摩川の神様、Oさん、どうもありがとうございました。


ちなみに、普段よりちょっと釣り師さんが多かったです。なんでだろう。でも困るほどではないです。



ギャラリー


前方に楓橋

後方に楓橋

楓橋の下流

ミソギの瀬

喜久松苑の川原

喜久松苑の川原

喜久松苑の川原の対岸(復旧した崩落個所)

三本堤(1)

三本堤(2)

三本堤(3)

テニスコート(柚木の川原)

好文橋とどんよりした空

神代橋下流の障害物

神代橋下流の障害物

和田橋・万年橋間

和田橋・万年橋間

和田橋・万年橋間

和田橋・万年橋間

和田橋・万年橋間

前方に調布橋

後方に調布橋

調布橋下流の瀬

下奥多摩橋

下奥多摩橋の下流

河辺の手前

河辺

楓橋のあたり(photo Oさん)



漕いだ、その後

本日の縁台ディナー

御嶽で解散したのが17時。帰り道にお酒とかつまみを買ったりしたものですから、帰宅したのが17時半。大急ぎでシャワーを浴びて、なんとか日没に間に合いました。

本日の縁台ディナー。アミューズブーシュは石川産スルメイカ。アペリティフはグリーンラベル。

漕いだ後のグリーンラベルはやっぱり旨かったけど微妙に寒い。

本日の縁台ディナー
(石川産スルメイカとグリーンラベル)

Data

河川 :多摩川
コース:御岳・放水口 → 河辺・市民球技場 ( 15.4km )
用艇:NRS バンディット1
メンバー:Oさん
天気:どんより曇り
釣師:10人くらい
水位:低め(数箇所底をする)
 水分水質データベースによると調布橋水位は、-2.87。
 ※調布橋水位は、2019年の台風19号以降、以前よりも水位が低めに出ています。
 40~50cmくらいプラスしてお考え下さい。

水質:綺麗
水温:12℃ ( 消防の瀬の下流 11:20頃 )
気温(青梅):気象庁によると最高気温:22℃。

スタート地点駐車場:御岳苑地駐車場(有料)
ゴ ー ル地点駐車場:河辺市民球技場の駐車場(無料)
タクシー:-
電車:-
バス:-

昼食:おにぎりとコーヒー
服装:上:ドライ地のTシャツ×2枚 + パドジャケ。下:薄手のネオプレーンの長ズボン + ドライ地の短パン

旅程。2023.05.31
9:45 河辺グランド集合
   11:13 ( 0:00 -  0.0Km) スタート(放水口)
   --:-- ( -:-- -  0.5Km) 御岳橋
   --:-- ( -:-- -  0.6Km) 御岳小橋
   --:-- ( -:-- -  1.4Km) 鵜の瀬橋
   --:-- ( -:-- -  1.9Km) 楓橋
   --:-- ( -:-- -  3.1Km) 軍畑大橋
   --:-- ( -:-- -  3.8km) 喜久松苑
   --:-- ( -:-- -  4.5Km) 奥多摩橋
   --:-- ( -:-- -  4.9km) テニスコート
   --:-- ( -:-- -  5.7Km) 好文橋
   昼食 好文橋( 1時間10分くらい 12:30頃 - 13:40頃 )
   --:-- ( -:-- -  6.9Km) 神代橋
   --:-- ( -:-- -  7.9Km) 和田橋
   --:-- ( -:-- - 10.2Km) 万年橋
   --:-- ( -:-- - 11.0Km) 柳淵橋
   --:-- ( -:-- - 11.5Km) 鮎美橋
   --:-- ( -:-- - 12.5Km) 調布橋
   --:-- ( -:-- - 13.3Km) 下奥多摩橋
   15:33 ( 4:20 - 15.4Km) 河辺グラウンド
17時ごろ 御岳苑地駐車場解散

※距離はキョリ測にて測定しました。時間は写真のタイムスタンプなどから適当に調整。
★2020年度より、距離を修正しました。


(2023.06.01 up)
修正履歴:
2023.07.14 冒頭部分に調布橋水位の注意点を追加(いつのまにか記載しなくなっていたので)

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