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川下りレポート
今年の多摩川上流区間の鮎の解禁は6/18(土)。
今年はまだ3回しか漕いでいないので、解禁前に行っておかねばなりません。
手作りカヌー職人のTさんと相談して、水量もそこそこあって、天気予報もそれなりに良さげという事で、6/16に行くことになりました。
この天気予報は、全くあてにならない事を後に思い知らされることになります。
河辺につくと、なんともどんよりしています。そして少し寒い。
しかしこれは想定内です。
予報ではこの後天気が良くなるので問題ない筈。
ウェザーマップとウェザーニューズ
余談ですが、ふだん多摩川に行くときは、YahooとBIGLOBEの天気予報を見るようにしています。
予報しているのは、Yahooはウェザーマップ、BIGLOBEはウェザーニューズです。
奥多摩、青梅に限った話で他所は分かりませんが、2社の予報の傾向はだいぶ違います。
ウェザーマップは消極的でリスク回避型。BIGLOBEは積極的でリスク選好型なのです。
AIで予報しているのか人間がやっているのか分かりませんが、ウェザーマップの人は『せっかくの週末、晴れと予報して晴れなかったら気の毒』と思っているのか、外れると怒られるのか。
一方、ウェザーニューズの方は『結局晴れるかどうかはお天気の神様次第。晴れる可能性があるんだから晴れにしておこう!』という勢いと明るさがあります。
ですので、ウェザーマップが曇りでウェザーニューズが晴れという事はよくあります。
そういう時は割と晴れるような気がしています。
たぶん、ウェザーマップの方は慎重なんですね。
そういうところがありますから、逆にウェザーマップが晴れと言ったら絶対晴れ。ウェザーニューズが雨と言ったら絶対雨なのです!
※ あくまでも現時点の個人の考えです。
さて、本日のコースは沢井から河辺。
この日は、Tさんの自作艇17号の第一回流水試験を行なうことになりました。
この17号艇は先頃就役したばかりの最新鋭艦。これまでにTさんが培った造船技術の粋を結集して作られた艇です。
海上での使用をメインに想定して高速性と安定性を追求しつつも、軽自動車にも積載可能なサイズに全長を抑え、さらには持ち運びが容易なように極限まで軽量化を追求。
衝突する可能性の低い部分には、木材の代わりにテープを使用するなど軽量化が徹底しています。
回転性を犠牲にしつつ、それ以外の全てを追求した新型艇です。
果たして、多摩川を無事に下ることが出来るのか?!
スタートは10:42。
空はどんよりと雲に覆われ、なにより微妙に寒い。
しかし、それは想定内。
その内、晴れて温かくなる筈なので、のんびり行きましょう。最高気温の予報は27℃だし。
そう思っていました。
水温は10.6℃。寒いうえに水も冷たい。
ミソギの瀬。どんより。17号艇は無事にクリアー
17号艇の雄姿
Tama River Art Museumっぽい趣の工事中の軍畑大橋
そうそう、現在軍畑大橋が工事中なのです。(通行は可。車線制限していました)
なんかコンパネのモザイク感がいかにも、Tama River Art Museumって感じがします。
案外、これはこれで美しい。
喜久松苑の川原もガラガラです。何といっても寒いですから。
川原の対岸は土砂崩れの工事中。
テニスコートもガラガラです。
中々温かくなりません。
のんびり行きたいところですが、水量もそれなりにあってどんどん進みます。
好文橋の手前の左岸でしばらく休憩します。でも一向に温かくなりません。
ランチは、和田橋の先の右岸。
ここで40分ほど過ごしますが、温かくなる気配がありません。
そろそろ晴れるはずなのですが。
和田橋下流の右岸でランチ
さて、今回は調布橋のライブカメラにしっかり写っていました。
このカメラは10分に1回の撮影なので、なかなか写らないのです。
写ったのはラッキーでした。
ゴールは14:11。
結局晴れないまま、寒いままでした。
でも、前回は低水位・向かい風で結構キツかったのですが、この日は水量が多くて楽ちんでどんどん進みました。
やっぱり水位が程よくあると楽しいですね。艇の底も擦らないし。
それはそうと、今回はとても水が澄んでいました
少し前に雨が降って水量が増えたから掃除されたのか、それとも水温が低いからプランクトンが休んでいるのか、よくわかりません。
そして、川底の一部が綺麗でした。
メインカレントの川底が、割と全区間で、石に苔や藻がついていなくて青っぽい石ころの素肌の感じになっていて、綺麗なのです。
強い流れで石ころが転がって、苔や藻がはがれてしまったのでしょうか?
これは謎です。
という事で、17号艇も沈することなく無事にゴールしました。
Tさんお疲れさまでした。
そして、今回も川の神様に感謝です。
本日の縁側ディナー。
アミューズブーシュは鹿児島産オクラを茹でたもの。絶品。アペリティフはグリーンラベル。五臓六腑に染み渡る。
今日の沈
なし。
今日の注意箇所
神代橋下流のコンクリート塊
この日の水位は、調布橋-2.80~-2.78。これくらいの水位だと上流からは少し水面が盛り上がっているくらいでよくわかりません。
Data
■コース:沢井・楓橋 → 河辺・市民グラウンド ( 13.5km )
■用艇:NRS バンディット1
■メンバー:浅川カヤボのTさん
■天気:曇り。ベリーコールド!
■釣師:少な目でしたが、ゴール地点に数名。
■水位:いい感じ
水分水質データベースによると調布橋水位は、-2.80 ~ -2.78。
※調布橋水位は、2019年の台風19号以降、以前よりも水位が低めに出ています。
40~50cmくらいプラスしてお考え下さい。
■水質:とても澄んでいました。いい感じ。
■水温:10.6℃ ( 楓橋 10:40頃 )
■気温(青梅):気象庁によると最高気温:23.2℃。
■スタート地点駐車場:寒山寺駐車場(無料)
■ゴ ー ル地点駐車場:河辺・市民球技場の駐車場(無料)
■タクシー:-
■電車:-
■バス:-
■昼食:おにぎりとコーヒー
■服装:半ズボンのネオプレーン + 化繊の短パン 、化繊のTシャツ2枚 + パドジャケ
08:30 出発
09:19 河辺グラウンド着
10:42 ( 0:00 - 0.0Km) 楓橋下左岸スタート
11:21 - 11:45 (21分) 休憩1 好文橋下左岸
12:11 - 12:54 (43分) 休憩2 和田橋下流右岸
14:11 ( 3:31 - 13.5Km) 河辺グラウンド
※距離はキョリ測にて測定しました。時間は写真のタイムスタンプなどから適当に調整。
★2020年度より、距離を修正しました。
(2022.06.22 up)
2023.07.11 距離が一部13.2kmになっていたのを13.5kmに訂正。
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