2017・6th 突入 紅葉峡! 

  奥利根スノーパーク ⇒ 銚子橋(約8.8km) 2017.06.24(Sat)
  晴れ(みなかみ max 26.4℃) 水位:湯原 3.27~3.13



金曜の夜、22時も過ぎてラナ父さんからメールが届きました。

「直前のお誘いでなんですが、明日もみなかみ行けるようになりました。なんかまだ水まだありますが、いかがでしょうか。」 (原文ママ)

「参りましょう!」

6月4回目のダウンリバーがこうして決まりました。

集合は10時にみなかみの道の駅。到着したときの湯原水位計は3.27。
この日のフィールドは「紅葉峡」です。

紅葉峡を漕ぐのは4年ぶり3回目です。

初回は、ビギナーズラックでダイナマイト、マダムキラーをクリア。
2回目は、ダイナマイト、マダムキラーともに撃沈。

果たして今年は無事にクリアすることが出来るのか。


スタートは11:15。奥利根スノーパーク。

久し振りの紅葉峡を前に、緊張が高まります。



程なくして、小松発電所取水堰へ。今回の判断はGO。
紅葉峡3回目にして、初の堰堤降下となりました。
なんとか無事にクリアしましたが、ここからが激しい。
アドレナリン値がぐんぐん上昇します。






( ダイナマイトから上流方向 )

そして、ダイナマイトへ。

ラナ父さんの指示は右岸ギリギリ。
しかし、それでは波は小さいものの、流れが複雑な上に、斜めに突入することになります。
果たして私の技量でコントロールできるか。
一方、正面突破だと、聳えるパワフルな波に突入することになります。
迷った末に、出たとこ勝負で行くことにしました。

しかし、こんなパワフルな瀬で、様子見たり迷ったり出来る訳がありません。
なし崩し的にメインカレントに流され正面突破コースへ。
迷いのある状態で勝てる相手ではありませんでした。
フリップして長い漂流開始。

流されつつ、左岸に寄ろうとするのですが全然近づけません。

「ここで上がらんとやばいですよ!」

ラナ父さんの声が聞こえます。
このままマダムキラーへ突入なんて事になると、ぞっとしません。
ラナ父さんにも押してもらって漸く左岸に着岸。

「ボート元に戻さないと動きませんよ」

なるほど!

ずっと岸に寄せようとしてるのに、艇が全然言うことを聞かなかったのはそういう訳でした。


続いて、マタダムキラーへ。


( マダムキラーとザ・ウォール )


( マダムキラーから上流方向 )

左岸からスカウトすると、ザ・ウォールに大きな波が逆巻いて、見るからにおどろおどろしい。

「右岸ベタで行って、瀬を越えたら直ぐに右のエディに抜けます。」

今度の指示は分かりやすい。

指示通りのコース取りで瀬に突入。
瀬を抜けたところで、面舵全速。
しかし、舵を切るのが遅かった。
さらに、水面が大きくうねった状態で、パドルが効果的に刺さらない。
あっという間に壁まで行って、敢え無く沈。またしても長い漂流。いやー悔しい。

岩に足をぶつけつつ流されて、漸く右岸の岩の出っ張りを捕まえました。

「この区間が一番好きなんです」とおっしゃるラナ父さん。

折角の区間をレスキューさせてしまい、あいすみません。

これで、ダイナマイト、マダムキラーともに、「1勝2敗」となりました。

それにしても、沈して流され続けるのはよくありません。
実は、その次の多摩川で、再乗艇のコソ練をしたのでありました。(1回だけですけど)







紅葉峡を抜けると、程なくして水明荘。後は20日前に漕いだコースです。

前回の湯原水位は3.51~3.36。この日は3.27~3.13。
20センチ余り下がっています。

前回で慣れたのか、全然迫力が感じられません。
水明荘下の瀬も、前回は超びくびくだったのに、平気です。
上越線を2回下ったあたりで、ラナ父さんと「ぜんぜん違いますね」と会話を交わします。
そして、あろう事か、私、うかつな発言。

「こんなこと言ったらバチ当たるかも知れませんが、長瀞みたいですよね。」

利根川の神様、すみません。撤回します。でも、バチは先に当たりましたのでお許しを。




(竜ヶ瀬 右が上流)





23センチでこんなに違うのかと思うくらい、この日は軽快に漕いで、竜ヶ瀬へ。

中央から入った後、左へ寄せて、最後の落ち込みは、左岸ベタの予定が、寄せきれず正面突破へ。前回なら川の藻屑になったでしょうが、この日はなんとか突破に成功。

この後は、長瀞の小滝を漕ぐような感じで、軽快に漕いでゴールしたのでありました。





ラナ父さん、利根川の神様、どうもありがとうございました。

また、よろしくお願いいたします。





==data=====
■河川 : 利根川
■コース: 奥利根スノーパーク ~ 銚子橋
■メンバー:ラナ父さん
■用艇: NRSバンディットⅠ
■天気: 晴れ
■釣師: いなかったと思います

■水位:
  水分水質データベースによると11:00の湯原が3.27。14:00の湯原が3.13。
■水温: 12:35の奥利根館の川原が、約9.0℃。
■気温:気象庁によると12:00のみなかみの気温は25.3℃。最高気温:26.4℃。


■スタート地点駐車場: 向山橋のたもと(奥利根スノーパークそば)
■ゴ ー ル地点駐車場: 銚子橋の先の右岸空き地

■タクシー: 利用なし
■電車: 利用なし
■バス: 利用なし
■昼食: 食べてない??
■服装: フルドライ
■旅程。2017.06.24
  07:41 出発
  09:29 道の駅みなかみ着
   11:15 ( 0:00 -  0.0Km) スタート
   12:25 ( 1:10 -  3.3Km) 奥利根館
      休憩(20分くらい)
   12:50 ( 1:35 -  4.0Km) 水明荘
   13:36 ( 2:21 -  8.8Km) ゴール
  14:27 向山橋出発
  16:41 帰宅

※距離は、「キョリ測」にて計測。 ※メモ:今回(2017/6/24)デジカメの時計はほぼ正しい。
(2017.08.13 up)

修正履歴:
   


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