三連休の最終日、道志川下って来ました。三週連続です。 今回の相方も、日本を代表するダッキイストのラナ父さん。 集合は前回同様、8時に両国橋。コースも前回、前々回と同じです。 道志川大山橋の水位計は、0.43。前週より、さらに3cm下がっています。 前回も、よくスタックしましたが、果たして3cmがどう影響するか。 ゴール地点の道志渓谷キャンプ場につくと山がいい感じに色付いて来ています。 相変わらず水は透き通って、山ははいよいよ色付いて来ています。 この日テーマは、『沈しない』と、『華麗に岩をよける』です。 さあ、どうなることやら。 スタートは、9時過ぎ。 果たして、いきなりスタックしまくりです。 3cmでこうも違うのかというくらい、そこかしこで引っ掛かります。 華麗に岩をよけるどころではありません。 殆どのスタックは仕方のないものですが、もちろんスキルがあれば華麗によけられるであろうものもあります。 多くは、落ち込みに絡んだところですが、そういうところでスタックするとかなり面倒な事になります。 しばしば艇がロックされ、うんともすんとも言わなくなります。 そうなると、艇を下りる事になりますが、落ち込みの途中で艇を下りるというのもまた、かなり危険です。 そして、何度目かで隠れ岩に捕まった時、隠れ岩を支点にして艇が回転、流れに対して横向きになり、あっさり沈。 いや、これを沈というのか。まあ、一応、沈だけど…。 スタックしまくる浅さですが、流れは速い。 浅くて、流れが速くて、岩がゴツゴツしているところを流されるというのは、実に危険です。 しかも、変な体勢で沈したせいか、両膝が、サイストラップから抜けない。これにはちょっと焦りました。 流された距離は大したことありませんでしたが、左脇腹を岩で強打。一週間位痛かった。 さらに、難儀は続きます。 久保キャンプ場を過ぎて、はじめの核心部。 右岸ルートに入り、狭い水路を漕いでいると、左右に流れが別れている箇所が。 左コースには薄い金属の板の様なものが引っ掛かっていて、ここは、右に行かなければなりません。 前回、前々回は、無事に右へ行けたんですが、今回、艇は左へ。 そして、金属板のところでスタック。 そのまま左を行くか、修正して右へ行くかですが、左側へ行ってこの先がどうなっているかがわかりません。 一方、右に戻るにしても、乗艇したままでの修正は、私のスキルでは不可能です。 艇を下りて、流れがあってそこそこ水深のあるところを2mほどですが引き返し、更に、流れのあるなかで再乗艇しなければなりません。 しかも、直ぐ先に落ち込みがあるので、速やかに乗艇する必要があります。 落ち込みから距離をとりたいところですが、下がり過ぎると左コースへの流れに掴まってしまいます。 さいわい、ギリギリ、なんとかクリアしました。 核心部を抜けたところで休んでいると、リジット3艇のパーティーが下りてきました。 この後も、何度も落ち込みの途中でスタックし、後ろ向きでおりることもしばしばです。 更に、何回かは、艇の前後が引っ掛かり、びくともしない状況に。 場所は忘れましたが、何度目かのスタックの際に、ドライバッグの一部が水圧で裂けてしまいました。 そして、前回流された大渡キャンプ場へ。 先程のリジットのパーティがランチしてました。 ラナ父さん知り合いらしく情報交換してます。 まずはラナパパ、華麗にクリアして行きます。ついでわたくし。 前回ぶつけた背中はまだ完治してません。 今回は、先の先までルートを確認してゴー。華麗にクリアです。 ここを抜けると、まもなく、二つ目の核心部。 今回はスカウティングなしで突入します。 ここは、一個一個の落ち込み自体は大したことありません。 水量が下がると、それほど恐怖感はありません。今回も、無事にクリアーしました。 この後も、そこかしこでスタックしまくって、11時半過ぎにゴールしました。 三週続けて、素晴らしい道志川を堪能することが出来ました。 実に素晴らしい川です。 ラナ父さん、ありがとうございました。 帰り道、ススキが沢山生えているところがありました。 なんとなく、椋鳩十の「みかづきとたぬき」を思い出しました。 それにしても、未だに、2回目でぶつけた背骨が微妙に痛い。 ==data===== ■河川 : 道志川 ■コース: 柳瀬橋 ~ 両国橋 ■メンバー: ラナパパさん ■用艇: NRSバンディットⅠ ■天気: 晴れ ■釣師: たしかゼロ。 ■水位: 先週より3cm下がる。 水位:0.43m(道志川大山橋) 水分水質データベースには記録なし。 リアルタイムは、川の防災情報によると道志川大山橋 水位は、0.43 ■水質: とても澄んでいました。 ■水温: 9:05 柳瀬橋下流の川原が、11.5℃余り ■気温: 気象庁によると大月の最高気温:20.7℃。10時:18.6℃ ■スタート地点駐車場:柳瀬橋下流の小さな橋のたもと。 ■ゴ ー ル地点駐車場:道志渓谷キャンプ場(\500) ■タクシー: 利用なし ■電車: 利用なし ■バス: 利用なし ■昼食: なし ■服装: フルドライ。 ■旅程。2014.11.03 6:37 出発 7:45頃 ゴール地点 両国橋下流 道志渓谷キャンプ場着。 x:xx スタート地点 柳瀬橋下流着。 9:06 ( 0:00 - 0.0Km) スタート 11:34 ( 2:28 - 6.9km) 両国橋。道志渓谷キャンプ場。 12:22頃 スタート地点発。 13:45頃 帰宅。 ※距離はマピオンのキョリ測で測りました。時間はデジカメのタイムスタンプより感覚で多少調整したものです。 従って正確なものではありません。 (2014.11.15 up) 修正履歴: |