一度にたくさんの劇を観て、しかも、演劇部ネタがとても多くて、メモも取ってないものですから、どの印象がどこの高校のだったか怪しいし、そもそもどんな話かも、怪しいくなって来ておりまして、良かったかどうかの印象だけが頼りです。
最近は海馬の調子も悪くて、気になったこと以前に、どんな話かのメモを取らないとです(泣)。
では、土曜の2校目は、
西武文理高校「たんぽぽ咲いて」 作:大畑 こうじ
西武文理の舞台を観るのは2016春大会のKAIDAN以来2度目です。
当時のキャストは誰も出ていません。
秋の大会も棄権でしたし、なんかあったんですかね。まあ、人生いろいろありますから。
で、いやー、これは切ない。
キャストは4人。高校の演劇部が舞台です。
なんとか部をまとめようとする部長と、それぞれモチベーションの異なる部員たち。
みたいな感じです。
まあ、洗練されてもいないし、ソツもありましたし。
台本もちょっと・・・と思いましたが、自由系部活動のモチベーションにかかわるあたりについては、脚本も良かったし、演技もよく出来ていました。
こう、完全燃焼してない部活のグダグダ感がとても切なく、表現されておりました。
プログラムには学年が書いてありませんでしたが、これからも頑張ってください。
つづいて、
所沢西高校 「人が紡ぐ物語」 作:とし君と愉快な仲間たち(生徒創作)
正直、所沢西はクオリティの高い舞台や観客を感動させる事を第一優先にはしていない印象があります。
いつも生徒創作で、しかもファンタジー系。玄人っぽさはなくて、自己満足的な雰囲気を感じます。
一方で、部員はたくさん居て、楽しそうです。
で、今回は演劇部ネタ。
大会の台本がなかなか決まらない中で、ある部員が一年の時から温めていた台本を・・・。
みたいな感じです。
まあ、ちょっと観ていられないくらい、くっさい台詞もたくさんあったし、洗練されてないところもいつも通りではあったのですが、今回は今までの舞台とはひと味違いました。
なんか、芝居というより、「そのまんまなのでは?」と思わせるんですが、その分、なんか心意気とか、彼らがやってきた部活への思いのようなものが伝わってきまして、実はちょっと感動しました。
いや、創作台本へのこだわりに気づかなかった不明を恥じます。
2年生もたくさんいるし、これからも楽しみです。
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