2017 西部B地区春季演劇発表会。まずは所沢北

高校演劇と演劇など

昨日、今日と、高校演劇 埼玉西部B地区の春季大会でありました。
14校が演じまして、●印の10校を拝見しました。
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4/22
● 所沢北高校 「捜査は踊る」      作:クボタ シュウ
● 西部文理高校「たんぽぽ咲いて」    作:大畑 こうじ
● 所沢西高校 「人が紡ぐ物語」     作:とし君と愉快な仲間たち(生徒創作)
● 豊岡高校  「ずんだを巡るあれやこれ」作:福原と豊岡ずんだ委員会(生徒・顧問創作)
聖望学園高校「戯曲『探偵小説入門』」 作:日下部 光穂
所沢商業高校「犬を知りませんか」   作:加藤 のりや
狭山清陵高校「私のパパはモンスター」 作:安部 いさむ
4/23
● 所沢高校  「OUT」        作:栗原 英治(生徒創作)潤色:所沢高校演劇部
● 狭山経済高校「KICK OFF」   作:神森 亜蘭(生徒創作)
● 芸術総合高校「修学旅行」       作:畑澤 聖悟
● 入間向陽高校「うわさのタカシ」    作:原 くくる
● 秋草学園高校「RPG桃太郎」     作:竹下 心也
● 所沢中央高校「W.シェイクスピア『リア王』より、リア王」作:輪湖 洋輔
飯能高校  「PANDORA」    作:飯能高校演劇部
一昨年の秋季大会から高校演劇を観始めましたので、当時初舞台に立った一年生たちの引退の舞台になります。
当然、覚えている子も沢山いて(覚えているのはこちらだけですが)、いやいや、ちょっと感慨深いですねえ。
なんかその、「ダーウィンが来た」で雛鳥が親鳥に助けられ、危険を乗り越え、巣立つシーンを観る様です。
25年前に通った中華料理屋を訪ねたりもしまして、いい週末になりました。
では、まずは、
所沢北高校 「捜査は踊る」      作:クボタ シュウ
高校演劇を観る様になったきっかけが、所沢北高校の文化祭で観た「よーい、ハイ」。
「よーい、ハイ」に出た最後の1人の最後の舞台。
朝イチですが、ここを観ない訳には行きません。
キャストは4名。
舞台は、傷害事件(?)の現場である被害者の自宅。
登場人物は「刑事」、「被害者の妻」、「メイド」、「被害者の知人の男」。
事件か事故か。犯人は?
4人が繰り広げるコミカルな展開。
みたいな感じです。
所沢北は、春の大会はナンセンスでコミカルなものを選ぶんですね。
秋の大会は真っ向勝負。春の大会は秋のための場なのかも知れません。
まあ、お話としてはくだらない。
事件の真相の妄想劇が何度も繰り返されて、多少飽きますし、まあ、作り手もそれは分かっているんでしょうし、分かっていながら次はなんだろうと思わせるということなんでしょうが、もう少し短くても良かったかも。
とはいっても、全体的にソツない感じに仕上がっています。
2年生の3人の貫禄が出てきました。
特に、奥さん役の子が貫禄十分。秋の大会が楽しみであります。
あと、プログラムが、オシャレかも知れないけど、あっさりしててつまらない。前の人間関係図の方が好きです。
そして、最後に正直に言いますと、今まで観た所沢北の中では、やはり「よーい、ハイ」が一番いい。
現役の皆さん、「よーい、ハイ」を越えるべく頑張ってください。
そして、三年生のメイドさん役の子に関しては、「竹中家の欲望」が一番良かったですね。
いやもう、なんか親戚の子のような感じで観てました。
少ない人数で部を引っ張って、大変だったことでしょう。
お疲れ様でした。受験頑張ってください。
という事で、あと、9校、ぼちぼち書いていきたいと思います。

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