「2016西部B地区春季演劇発表会」 観て来ました

高校演劇と演劇など

なんか一気に春になりましたね。
まあもう4月も終わり掛けなので当たり前ですけど。
金曜は21時過ぎまで仕事しまして、23時前から地元のBARで4杯だけ飲んで帰宅。
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週末は「2016西部B地区春季演劇発表会」でありました。
まず土曜は、朝から出かけまして、5本観劇。
で、土曜呑みすぎたからか、一週間の疲れが出たのか、日曜は起きたら8時とかそんな感じで、さらに二度寝の誘惑に取り込まれそうだったのですが、なんとか出発。日曜も朝から観劇。
途中帰宅して用事を済ませたりした後、再び出かけて、計4本観劇。
結局、2日間で14本中、9本拝見しました。以下の●です。観られなかった5校のみなさんすみません。
4月23日(土)
●  9:40~10:40 西武文理高校『KAIDAN』作:神崎あゆみ
● 10:55~11:55 狭山経済高校『若葉煌めく季節の中で』作:湖社シンジ
● 12:10~13:10 所 沢 北高校『表に出ろいっ!』作:野田秀樹
● 14:00~14:55 所 沢 西高校『勇者』作:宮腰関森森(生徒創作)
● 15:10~16:10 入間向陽高校『ゆーめいどりーむ』作:成井稔+Koyo劇(顧問創作)
16:25~17:15 聖望学園高校『ホームステイ~シークレット留学生フランシス~』作:唐牛茜(生徒創作)
17:30~18:20 所沢商業高校『春の予感』作:中島清志
では、土曜日から、参ります。
●西武文理高校『KAIDAN』作:神崎あゆみ
西武文理の劇を観るのは初めてです。
怪奇的な伝説のある山奥の集落の、そのまた山奥にやってきた大学生3人と、過去に集落に住んでいた女性が、怪奇伝説に取り組むお話です。
ケチをつけるとしますと、ちょっと暗転が多くて、途切れ途切れ感が目立った感じがしました。
照明も少し雑な感じが・・・。
そして、一番思ったのは、あの3人が、実は死んでいたという設定は必要はあったのかということ。いや、お話的にあったのかも知れません。たぶんあったと思います。ただそれならそれで、納得できるような布石があってしかるべきでしょう。あまりに唐突でした。まあ既成台本なので仕方ありませんが。
ただ、役者さんはなかなか良かったです。とりわけ裕太役の子が良かった。
西武文理、部員が大勢居ていいですね。
●狭山経済高校『若葉煌めく季節の中で』作:湖社シンジ
生徒会長が不正に立ち向かう中で、事を表沙汰にすべきか葛藤に悩むお話です。
ここも初めてでした。というか、松永君役の子が、絶対観た事あると思ってたんですが、去年の地区大会は観てないし、年末ジャンボ演劇祭にも狭山経済出てないし。いったいどこで観たんだろう!? デジャブです。それにしてもいい味出してました。
ベーシックなテーマを丁寧にきちっと演じていました。
●所 沢 北高校『表に出ろいっ!』作:野田秀樹
家族三人のうち誰かが留守番しないといけなくて、家族でそれを押し付けあうお話です。
お母さん役の子は、このキャラ( なんというか、割と自分を優先するお母さんの役というか・・・ )を演じたらもう天下一品です。
しかし、今回は、「年末ジャンボ演劇祭」の「竹中家の欲望」と、作者は異なりますが、ほぼ同じトーンでした。
3人のキャストのキャラクターは3人ともかなり「竹中家の欲望」と同じです。
そして、これは台本の問題なのでしょうが、始めのうちは面白いんですが、割と同じことが繰り返されるので、ちょっと飽きるというか、すみません、3分の2程過ぎたところで、うとうとしてしまいました。
役者の成長は感じますが、こう、感動としては「よーい、ハイ!」を超えていない。
3年生が引退した後、次回、どんな舞台になるか不安と期待です。
●所 沢 西高校『勇者』作:宮腰関森森(生徒創作)
年末ジャンボも、ファンタジー系でしたが今回もそうでした。
社会派ネタが多い中、ファンタジー系にこだわっています。
勇者が、仲間を見つけながら魔王を倒すという、RPGゲームのようなお話です。
所沢西は、毎回創作台本でえらいです。
ただ、ちょっと今回は単調でした。
たまには既成脚本やってみてはいかがでしょうか?
●入間向陽高校『ゆーめいどりーむ』作:成井稔+Koyo劇(顧問創作)
去年の地区大会の上演作品である「Wagtail tale -鶺鴒物語」が今のところ私的には歴代1位です。
なので今大会一番の期待作品でした。
が、次の展開が見えてしまい、同じことの繰り返しになってしまって、飽きてしまいました。3分の2以降、寝てしまいました。
それでも、役者は大いに成長を感じました。
人数も減って心配していましたが、1年生も入ったようで良かったです。
つづきはまたたぶん明日。

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