先日、ここに行って来ました。初訪問です。
早稲田南町にある『新宿区立 漱石山房記念館』
実は漱石好きなんです。
ここは、漱石が晩年の9年間を過ごした場所で、実際に住んだ土地に記念館が建てられていています。
再現された書斎がある他、草稿やら初版本やらが展示されています。
書斎にはたくさん本が並んでいますが、本物ではなくて、漱石の蔵書(東北大学附属図書館が保有している)に基づいて作成したレプリカとの事です。
草稿やら初版本は幾つか展示されていますが、愛用の品とかがある訳ではなく(長襦袢があったけど)、ここは、実際に漱石が過ごした地理的空間という事で、それに浸るところなのかも知れません。いや、そうに違いない。
そう、時空を超えなくても、時間だけ超えればいいという。
すぐ横にある道草庵のスタッフの方が、『あの水道の蛇口のあたりに書斎があったらしいです』と教えてくださいました。
目を閉じて過去に思いをはせると、漱石の気配を感じられるかもしれません。
記念館を出た後はさっさと帰ったのですが、もっと散策とかすればよかった。
ちなみに、写真は撮ってもいい場所がごく限られています。
入館料は300円でした。
また、書斎の様子は、神奈川近代文学館から得た情報で再現したそうで、ググっているうちに、神奈川近代文学館に行ってみたくなりました。
なんか、35年くらい前に行ったことがある様な気もするし、それは全然別の所のような気もするし。。。
今度そっちも行ってみよう。
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