芸総が1位(暫定?)になったとTwitterで流れてきました。
日程表見たら、去年Cブロックで一緒だった深谷本庄がダブっているから、今年は別の地区と一緒なんでしょうけど、もう終わっているということか? 凄いよかったから、少なくともブロック2位になるだろうということ?
いずれにしてもおめでとうございます。県大会楽しみにしております。
それで3日間で13校を拝見した訳ですが、どこがよかったか、自分だったらどこに県大会に行ってほしいか考えてみました。
今回は拮抗しています。
上手いとか、やっぱり一味違うとか、凄いとかそういうところでは、所高や芸総でしょう。
芸総はその上にとても美しくて幻想的で、空間もきちんとしていると思いました。
わたしの順番は以下となります。
2校選ぶとなると、迷いなく1校は芸総。
迷ったのが、もう1校。飯能、聖望、豊岡の3校の順番がとても迷いました。
1位:飯能高校 「rebirth」 作:飯能高校演劇部(生徒創作)
いろいろ考えを巡らせましたが、もう1校はここです。
話もとてもよく出来ていたし、機微が表現されていた演出演技だったと思います。
2位:芸術総合高校 「さらば夏の思い出」
作:市堂令/劇団青い鳥 芸術総合高校演劇部潤色
ぜひ、埼玉芸術劇場でもう一度拝見したい。
一番でないのは、やっぱり、感動の多寡として、過去と較べてしまうのです。
3位:豊岡高校 「セミの声が聞こえる」 作:生徒創作
とてもよく出来たお話でした。
細かいところの演技の完成度が気になったのと、ラストがもう一ひねり欲しかった。
4位:聖望学園高校 「Letters」
作:木川田 敏晴 聖望学園高校演劇部潤色
とても面白かったし、役者さんも凄いよかった。
ただ、テーマ力がちょっと弱いというか。
「親友の好きな男友達を実は自分も好き」を取り巻く部分が薄かったというか。
ラブレターを書く以外の部分が欲しかった。
演技や舞台の雰囲気は凄いよかったと思います。
5位:狭山経済高校 「しあはせのことのは」
作:宮城県石巻北高等学校 準&演劇部 狭山経済高校演劇部潤色
ロボットにロボット感が足りなかった。ロボット的な切なさが欲しかった。
6位:所沢北高校 「ビー玉雨と眠たげな夏」 作:清野 和也
恋に落ちた感がたりなかった。感動的なラストも納得性に欠けてしまう。
7位:「盲聾[Blind and Deaf]」 作:高石 紗和子 とこえん潤色
演技はよかったのですが、ちょっと難しかった。
続きまして
■ ■ ■ BestCast
秋草学園高校 「花ノ咲ク丘」:花園すみれ役
今回、存在感のある主役が少ない中、光っていました。
所沢北高校 「ビー玉雨と眠たげな夏」:櫻子役
圧巻でした。
聖望学園高校 「Letters」:小林役
実は鈴木先輩も佐々木先輩が好きだと言う所が凄くよかった。
豊岡高校 「セミの声が聞こえる」 :芽白小紀役
ぐだぐだ感が細かいところまで表現されていて感動しました。
■ ■ ■ Best Screenplay
豊岡高校 「セミの声が聞こえる」 :
今回の創作4本の中では、いちばん美しく、清らかな心を感じさせる脚本でした。
という事で、今から県大会が楽しみであります。
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