巷で大絶賛中の「ドライブ・マイ・カー」観て来ました。
これだけ話題になれば近所のシアターでもそのうちやるだろうと思ったのですが、そうそう待ってもいられません。
居ても立ってもいられず、池袋のシネ・リーブルに行って来ました。
サービスデーで1200円とは言え平日。
前日に予約した時は席の埋まり具合はポツポツだったのですが、劇場についてみるとまさかの満席。
凄い人気です。
隣の席に別のお客がいる様な映画って最後に観たのはいつだろう?
たぶんもう何年も観ていないので窮屈感がハンパなかったです。
別に座席が狭い訳ではないと思います。( 普段はせいぜい3割埋まってればいい様な環境でしか観ないので。)
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それで内容ですけど、実に味がありました。
味があるけど、退屈せずずっと緊張して観ていられました。
娯楽的な映画ではないけど緊張感があるというか。。。
ただ、ほんの少し、終盤で数分だけエモーショナル過ぎてちょっとついて行けない数分がありましたが、とにかく申し分のない素敵で素晴らしい映画でした。
三浦透子さんて知らない方だったのですが、すごくいい味を出していました。
そして、車がまたとてもいい。欲しくなりますSAAB。
濱口竜介監督の作品を見るのは初めてだったのですが、この監督なら「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」が撮れるのではないかと、興奮したのでありました。
なんだかんだ、ボキャブラリが貧困ですが、
「この監督なら『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』撮れるのではないか?」
というのが、我ながらこの作品の素敵さを、よく言い表しているのではないかと思うのです。
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