最近、2か所のプラネタリウムに行ったので、そのことに触れておかねばなりません。
昔からプラネタリウムが好きで、今でもたまに観に行きます。
最新設備みたいなのも好きなのですが、プラネタリウムのだいご味は何と言っても生解説。
最新のものであっても、技術的な点ではまだまだ宇宙にいるような圧倒的な臨場感というのは体感できないし、制作された投影コンテンツだと、どうしたって臨場感に限界があります。
その点、生解説、なかでも、多少アドリブの入ったのはいい。
頑張れば、山に行って満天の星空の下にいるような気持に少しは、なれます。
という事で、4月に『入間市児童センターのプラネタリウム』、5月に『狭山市立中央児童館プラネタリウム』に行って来ました。
■入間市児童センターのプラネタリウム
観覧料は大人100円。
観客は私一人でした。
割と家から近いので、子供が小さかった頃は何度か来たことがあるのですが、今回はかなり久しぶりです。
時間の半分は生解説、残りの半分が子供向けのアニメ作品の投影です。
昔は、小惑星を発見されたりしている筋金入りの方が解説をされていて、とても面白かった記憶があります。
その方はもう退職されたと十年くらい前に伺いました。
今回は、少し淡々とした感じはありましたが、バランスの取れた穏やかでやわらかい、いい解説でありました。
■狭山市立中央児童館プラネタリウム
さて、今日書きたいのはこちらです。
前から存在は知っていたのですが、なにやら、埼玉県で一番古いらしいという事を最近知って、行ってみました。
いやいや、ここはかなりレトロでした。
最近のプラネタリウムと違って、座席は全席中央の投影機に向かって配置されています。
そして、高くそびえる投影機。いかにも昔風です。
映し出されるスライドもまた昭和レトロ感満載。
太古の地球のスライドは、恐竜がいて、火山が噴火して、隕石が落ちてくる様な、昭和の子供図鑑の挿絵そのもの。
そして全編生解説。
ここでもお客は私ひとり。
普段は子供相手の解説をされているところに、オッサンが一人という事で、解説員の方もどうしようかなという感じで、色々教えて頂いたり雑談を挟んだりと、私専用の特別プログラムの様になりました。
機器の操作は全部手動で、しかもボタンと機械の動作が1:1になっているそうで、何をするにもいちいちボタンを押したり、ダイアルを回したりするんだとか。
さらに、一部の機器については、交換用の部品がすでにないとの事。
いやーこれから先も、長く存続して欲しいものです。
観覧料は大人100円。
まさに、『 懐かしの昭和レトロプラネタリウム 』でした。
狭山市立中央児童館プラネタリウム
※一部のページの投影時刻の表記が違っていたりするので、ご確認を。
コメント