川の防災情報リニューアルの件の続き 【4】希望の光 ( メモ )

川の防災情報

もはや打つ手はないと思われたのですが、もう一つの方法があることに気づきました。

残念ながら、現行より情報のカバー範囲は落ちるのですが、レスポンス的な問題はなさそうな方法です。

それは、「川の防災情報」ではなく、「水分水質データベース」からデータを取得するというものです。

「水分水質データベース」には、『リアルタイム水位』『リアルタイム雨量』『リアルタイムダム諸量』があるのです。

水分水質データベース(調布橋)

しかし、残念ながら川の防災情報のすべての観測所が網羅されている訳ではありません。例えば、『四万ダム』や『万年橋』は載っていません。

また、雨量については『10分雨量』のみで、『累加雨量』がありません。

水分水質データベース(御岳・雨量)

しかし、ないよりは全然いいです。

ちなみに、水分水質データベースは、2つのページで構成されています。

メインのページの中にiframeがあって、その中に動的に都度生成されるhtmlファイルが表示されていて、そこに数値が記述されています。

Photo_20210405223701

したがって、メインのページを読み取って、その中のファイル名を取得して、そのファイル名で再度読み込む必要がありますが、いずれも静的なファイルなので、WebDriverやヘッドレスブラウザは必要ありません。

そうなると、VPSではなく、共有サーバーのレンタルで片が付くので経済的にも助かります。

その後も、いろいろと難航したものの、漸くリリースの運びとなりました。

今まで、「まい水位計」やcgiをホームページに埋め込んでご利用いただいていた方は、URLの変更が必要です。

利用方法のページなどはおいおい修正しますが、基本的には、水位計サイトのURLを変えるだけです。

[E:#x2605]お願い[E:#x2605]

川の防災情報もそうですが、水分水質データベースも、使用上の注意で『通常のブラウザからのアクセスを前提としており、ツールからのアクセスは控えて欲しい』という様なことが記されています。

cgiをサイトに組み込んで使用される際は、地味にお願いいたします。( 多数の水位を同時に表示させないなど )

よろしくお願いいたします。

それと、今回を機に、サイトをhttpsにしました。httpのままでも、リダイレクトされるようにしてあります。

しかし、今回、えらい時間かかって凄い疲れましたです。

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