最終日であります。
電車で行こうかなと思っていたのですが、天気予報が悪かったので車にしましたが、予報は外れました。
本日も気合の入った舞台でした。
所沢高校 「盲聾[Blind and Deaf]」 作:高石 紗和子 とこえん潤色
さすが所高、客の入りが違います。
赤頭巾の話といじめがオーバーラップして進んでいく、なんか難しいというか、シュールな面のあるお話でした。
演技は、さすが所高という感じでしたが、伝えたいことが、難しすぎるのか、ちょっと分かりませんでした。。。
気になったのは、
・王子の衣装。特にマント。
Staffに、メイクまで載せてくるセンスのある所高にしては、なんか王子感が足りなかったように思います。
豊岡高校 「セミの声が聞こえる」 作:生徒創作
えっ、これも生徒創作?? 素晴らしい。
あるクラスに双子の転校生がやって来て、クラスメイトの信頼を得ていき、生徒会長に立候補しようとしていた委員長はあせりだす。
委員長を勝たせるために、転校生を陥れる一人のクラスメイト。
罪の意識にかられるものの中々言い出せず・・・。
みたいな感じです。
いやーよかったです。
Rightな精神が生み出した舞台という感じです。
気になったのは、
・ラスト5分がちょっとあっさりしていた。もうひとひねり欲しいところ。
・割と最後まで展開が読めなくてよかった。
・教室に出入りするときの戸の開け閉めをもう少しきちんと表現すべきと思った。
引き戸なのか開き戸なのか分からないような時もありました。
芸術総合高校 「さらば夏の思い出」 作:市堂令/劇団青い鳥 芸術総合高校演劇部潤色
午後の開始時間を昨日と勘違いして、10分前に戻ったらブザーが鳴っていました。
やばいやばい。
歳を取ると、正しく情報を把握できなくなるので、余裕を持った行動が奏功しました。
お客の入りは所高よりも多い感じです。
小学生が夏休みに森に入って、その森は以前小学生が行方不明になっていて。。。
みたいなお話です。
演技はさすが芸総。
ちょっとシュールだけど、とても幻想的な美しい舞台でした。
飯能高校 「rebirth」 作:飯能高校演劇部(生徒創作)
謎の石碑のせい(?)で、過去にタイムスリップしてしまった男2人女1人。
一方、自らの儀式で違う世界から3人を呼んでしまったと勘違いする少女2人。
実は、主人公の男が、死神と取引して、亡くなった人を助けようと、過去にタイムスリップしたのだった・・・。
彼は彼女を助けることが出来るのか。
みたいなお話です。(生徒創作はネットに出てないからメモっておかないと、どんな話だったか分からなくなります。)
いやいや、素晴らしいお話です。こんな話がかけて凄いですね。
よく出来ていました。
飯能のDNA?なのか、ちょっとふざけたというか、審査員に挑んでいるようなところも健在でした。
役者もとてもよかったし。
気になったのは、、、
・Buntaのキャラ。
あれはちょっと差別的名感じがしてどうかと思ったのですが、飯能はアウトロー感があるので、もしかしたら、人を見かけで判断してはいけないというメッセージか?
という事で、今日も講評は聴かずに中央公民館を後にしました。
今晩ゆっくり考えて、明日、順番をつぶやきたいと思います。
いやー、3日間楽しかったー。
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