ヨーグルトの種は雑な人には向いていない

何人も、現在の科学においては、天文学と物理学の法則から逃れることは出来ませんし、また、天文学と物理学の法則によって守られています。

そう、金曜がやってきました。あと一日です。

それで、健康を意識して、毎朝ヨーグルトを食べて、ヤクルトを飲んでいます。

ヨーグルトが花粉症に効果があるというのは、もはや確信に近いですね。

先日、スーパーで『カスピ海ヨーグルトの種』を売っているのを見つけまして、大枚798円をはたいて買ってみました。

種( 粉 )の入った袋が2つ入っています。

これは、牛乳に種( 粉 )を入れて、常温で暫く待つと( 数時間~24時間 )、カスピ海ヨーグルトが出来て、さらに、出来上がったヨーグルトを牛乳に入れると、数時間してまたヨーグルトが出来るという、まさに「高速増殖炉」の様な品物です。

ただし、使用する『容器やスプーンは熱湯で消毒しましょう』と書いてあります。

まあこの殺菌が十分でなかったということでしょう。

最初に作ったものは、なんか部分的に微妙な味がして、少し食べて廃棄。

そこから増殖させた第2弾は何故か問題なく出来ましたが、大量のヨーグルトを前に、第3弾を作る気がうせ、1袋目は2回で終了。

数日経って、2袋目をスタート。

食器棚の奥にあったずっと使っていないシール容器をそのまま使ったのですが、なんかヨーグルトがぜんぜん固まらず、微妙な雰囲気。

2袋目は一口も食べることなく全量廃棄。

まさに帝国海軍の空母「大鳳」の様な事態となりました。

よく洗って乾燥させて、密閉して放置してあったシール容器なので、そのまま使えるだろうと考えたのがよくなかったというのが分析結果です。

という事で、『ヨーグルト無限増殖計画』は大赤字で中止となったのでありました。

それに、暫くして気づいたことですが、このシステムは無からヨーグルトを生み出すわけではありません。

牛乳の供給が必要です。

さらに、数時間で新たなヨーグルトが誕生するとなると、圧倒的に供給が需要を上回ってしまうというという点も見逃していました。

という事で、ヨーグルトの種は雑な人には向いていないというお話でありました。

よし、明日から三連休ー!!

 

 

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