『仕事は楽しいかね?』読みました

『仕事は楽しいかね?』
デイル・ドーテン (著),    野津智子 (翻訳)
読みました。

2019/5/25現在、Amazonで709レビューで4.2になっています。

 

ネットに紹介されていたときは面白そうだったのですが、まあ普通の自己啓発本でした。

これはですね、『仕事は楽しいかね?』という邦題が反則ですよね。

原題は『THE MAX STRATEGY』なのに。

( MAXというのは登場人物です。 )

目標を設定したり、計画を立てたり、人生を管理したり、がむしゃらに働くことだったりの否定から入ったので、おおっこれは・・・と思ったのですが、結局は、「変わらなきゃ」「どんどん試せ」みたいな話で、方向性が違うだけでがむしゃらなことには変わりない

いろいろ頑張っている人が、その向きが違っているということに気づける本かも知れませんが、いろいろがんばっていない人が、がんばらないまま何とかなるような話ではありませんでした。

まあ、48ページに、

『もちろん、きみはまず成功の前提条件を、すべてそろえなければならない。もし、頭が切れなかったり、勤勉で無かったなら、十回のうち十回とも失敗することになるだろう。・・・』

と書いてあるのを読んだときは、「これはあかん」と思いました。

もし、頑張っているのに成果が出なくて悩んでいる方なら読まれてもいいのかもしれません。

唯一、84ページの『・・・<一か八かの賭けをしないなら、チャンスなどひとつもない>・・・』というのだけが心に響いたのです・・・。

 

という事で本日は水曜です。今日を過ごしきったらあと2日。頑張りましょう!

 

 

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