水漏れと戦う (その4)

市の指定業者さんをもってしても発見できなかった水漏れ。

 

もはや、漏水が酷くなって表に表れるのを待つしかないのでしょうか?

 

いやいや、こうなると自分で少し掘ってみるしかありません。

 

それに、今回、細い棒を突き刺して乾いているかどうかを調べるという、誰にでも出来そうな手法を知りましたので、それもちょっと地道にやってみたい。

 

もちろん、音聴棒のような高価なものを買うわけにはいきません。

 

近所のホームセンターに行きまして、たしか157円の火箸と、たぶん298円の直径1cmくらいのステンレスパイプを購入しました。

 

火箸のほうは30cm程度、パイプは1mはあります。

 

はたしてこれで突き刺すことが出来るでしょうか?

 

結論から言いますと、芝生があってその下が砂利になっているような箇所ではまったく歯が経ちませんが、少々掘って砂利をどかした状態だと、火箸は刺さります。

 

しかし、30cmですから、深いところまでは分かりません。

 

パイプはまだ試していませんが、火箸でも中々刺さらないので無理ではないかと試しもしないうちから思っております。

 

 

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という事で、翌週の土曜、自分で少し掘り始めました。

 

まずは、コンクリートの脇の芝生を剥いで、その下の砂利をどかして掘り始めます。

 

ここで管を見つけたら、そこからコンクリートの下側に、火箸やステンレスパイプを刺してみる作戦です。

 

そうすれば、コンクリートの下の漏水も見つかるだろうと。

 

 

始めのうちはシャベルに足を掛けてどんどん掘っていたのですが、直ぐにパイプに行き当たりました。

 

こんなにあっけないのかと思ったら、それは浄化槽に空気を送る管でした。

 

しかし、いつ配管に出くわすか分からないのでは、思い切りよくショベルで掘り進める訳にもいきません。

 

塩ビの管なら、うっかりすると壊す可能性があります。

 

それで、そこからは、園芸用の移植ごてで掘り進めます。

 

これが中々かなりキツイ。

 

 

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横幅1メートルにわたって、深さ30センチまで掘ってみましたが、配管らしきものが見つかりません。

 

これは相当深いところにあるに違いありません。

 

そうなると、幅1メートルの範囲を深堀りするのは大変なので、まずは管の位置を特定したい。

 

土曜はそこで終了です。

 

掘った土を戻して、砂利を戻して、芝生を戻します。

 

 

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さらに、掘っている途中、ブロックをどかすと、折り重なった二匹のトカゲが現れました。

 

まったく動かず、硬くなった様子で、これは死骸だろうと思っていたら、ゆっくり動きます。

 

なんと冬眠中を起してしまったようです。

 

気の毒なことをしました。

 

つまんで、庭の別の場所、わりとごちゃごちゃしているエリアに連れて行くと、ゆっくりとレンガの隙間に消えていきましたが、果たして再び冬眠に入ることが出来たのでしょうか。。

 

 

 

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