さてと。
2日目のすべての上演が終わった後は、
16:30 講評
17:40 表彰・閉会式
となっておりました。
講評や表彰式は、部外者が出るべきではないだろう。
この時間は彼らだけのものであり、一般のオッサンが出るのは野暮だろう。
それに、月曜に届いた荷物の再配達を日曜の19-21にしてあったのです。
そう思っていたんですが、ちょっと講評聞いてみたい。
それに、「幕が上がる」に出てきたような表彰の感動的な光景を見てみたい。
地区大会だと、複数の地区から選ばれるからその日には決まらないし。
講評聞いて、どこが関東に進むか確認しても、ギリギリ再配達には間に合いそうです。
ということで、隅っこにこっそり残らせていただきました。
ところが、講評が押して押して20分はオーバー。
上位3校の発表を聞いたところで退散。
いや、正確にいうと、3校の発表の後、優良賞で所沢北の名前を聞いて、拍手だけはさせていただいて、会場を後にしました。 やっぱり所沢北に拍手を送りたかった。
で、発表の瞬間、キャーっていう歓喜の光景が展開されるのかと思ったら、全然そんなことなかったですね。
ここでミスしたのは、選定理由を訊かずに帰ってしまったこと。
結局、帰宅してみると、7分前の時刻が印字された不在票が郵便受けに入っておりました。
再配達受付時間も、ドライバーへの連絡時間も過ぎていました。
こんなことなら、閉会式まで居ればよかった。
いやいや、それこそ野暮というもんでしょう。
それで、講評です。
案外、普通でした。
普通といったら失礼ですね。私が言葉に出来ないようなことを、適切な言葉で表現されていましたし、私が気づかなかった多くのことを気づいていらっしゃいました。
その多くは、うんうん、なるほど、そおかー、と、至極納得のいくものだったりしたので、そういう意味で、普通という表現を用いました。
ただ、順番の結論は、私のとは違っておりました。
表彰の前に、1校時間オーバーだったが、ヒアリングして事情斟酌して審査対象としたこと、
リハーサルで規定時間オーバーした学校があったことが語られまして。
前者は分かるのですが、リハーサル時間オーバーというのがどれくらいいけないことなのかが良く分かりませんでした。
で、審査員の結論は、
最優秀:越谷南
優秀一席:秩父農工科学
優秀二席:芸術総合
なるほどそう来たか。
審査員は越谷南を高評価するのではないか。
講評を聞く前からなんとんくそういう気はしていましたが、講評を聞くうちに、確信にいたりました。
それでは、権威ない「山川賞」です。
1位 : 秩父農工科学 「Solid Black Marigold」
これはもう、圧倒的にダントツでありました。
今まで観た高校演劇の中で、一番凄かった。
「流星ピリオド」も悪くはなかったけど、「ロボムツ」の方がいいと思ったし。
でも、「Solid Black Marigold」は別格でした。
もちろん、ケチの付け所はありはしますが、ツケを払ってお釣がジャカスカという感じです。
素晴らしかった。
そして
2位 : 芸術総合 「朝がある」
実は、自分の中で、2位をどこにするか、2位はどこか、少々迷いがありました。
全国に向けて、関東大会に出てもらうという観点では、芸総か、越谷南。
好き嫌いでいうと、坂戸や川口北。
ただ、坂戸や川口北も、好きなのですが、今一歩のところがある。
講評を聞きながら、何としても、審査員の発表前に決めねばと、出した結論が、芸術総合。
やはり、美しいんですよね。本当に、美しかった。
あの舞台を、県大会で終わりにするのは勿体ない。
3位 : 越谷南高校「宵待草」
関東大会への推薦と言う基準だと、3位はここになります。
3位だと出れませんが・・・。
新規性は遭ったと思います。
でも、完成度も不十分なところが遭ったし、そもそも、審査員が秩父農工科学に足りないと言っていたものが、じゃあ、越谷南にはあるのかというと、そうではないと思うし。
でも、3番目はここです。
そして、4番と5番を決めないとなりません。
坂戸高校「0 ~ここがわったーぬ愛島~」
川口北高校「空よりも、高く」
この2校のどちらを評価すべきか。
ずっと、それで悩んでいました。どちらを選ぶべきか。
どちらも粗があるし、とても素敵です。
これが一番悩みました。そして結論は、
4位 : 川口北「空よりも、高く」
5位 : 坂戸「0 ~ここがわったーぬ愛島~」
なんか、坂戸の方が、よく出来ていた感じがするのですが、
川口北は気になるんです。凄く気になる。
ということで、あとちょっと、書きたいことがあるので、その4を明日かあさってか、明々後日にでも。
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