『この世界の片隅に』観てきました。
いやいや、ちょっと泣いてしまいました。ほんのちょっとですけど。
若い頃はこれしきのこと、全然平気だったんですが、最近あきません。すぐ泣きます。
客席は、7割か8割、埋ってるようにみえました。
観客は割りと年配の人が多かったです。
エンドロールになっても、誰一人席を立つ人はいません。
照明が付くまで、誰も席を立ちませんでした。
きっとみんなじーんと来てたんでしょうねえ。
それでですね、なかなか良かったです。
なんか、変わった映画でした。
総集編を観ている様な感覚といいいますか。説明的なカットがたくさんあって。
実話かと思ってしまうような、ストーリーの中途半端さというか、劇的性のない展開。
ホームドラマのような、朴訥とした、淡々とした雰囲気です。
アニメーションが凄いという事はないですが、絵は綺麗です。
暮らしているところが町を見下ろす山の中腹なので、広角の鳥瞰的な風景がふんだんです。
戦争の中の暮らしを、とてもよく表しているように感じました。
ということで、まあ、そこそこいいんで、観に行かれてはいかがでしょうか。
コメント