三連休の中日です。
昨日は片づけしてダラッとして掃除してダラッとして片づけしてダラッとして、TSUTAYAとスーパー行ったら一日が終わりました。
縁台は楽しんではいるんですが、もはや日が短くて、縁台に着くころにはうす暗くなってきていて、ブログにアップするような感じの写真は撮れないんですよね。まあ、腕がないからですが・・・。
で、本日は「平成28年度 埼玉県高校演劇連盟大宮地区 秋季演劇発表会」の二日目です。相変わらず長い。そして、なぜか各地区で呼び名が微妙に異なります。
こちらが本日のプログラム。
西部文化センターの「部」のところに修正テープが貼られています。
反対側から見たら、くっきりと「武」になっていまして。
左が昨年のですが、過ちは繰り返されてます。
たぶん、プログラムの担当校が持ち回りで、継承されないんですかね・・・。
それでも、今年は間違いに気づいた訳で、成長してます。
来年はどうなるでしょう。
今回のスケジュールは下記のようになっていて、●印の3校を拝見しました。
折角行ったんだから、最後までいればいいんでしょうけど、なんとなく、夕方あわただしいのが嫌で、失礼させていただきました。
10月8日(土)
13:00~14:00 上尾高校『仮面の姫とひとりぼっちたち』作:高橋定位置
14:20~15:20 桶川高校『夏風が運ぶ思い出』作:九国光
15:40~16:40 岩槻高校『しろやぎさんとくろやぎさんと』作:長谷川芳輝
10月9日(日)
●10:00~11:00 大宮商業高校『BANANA’S BIRTHDAY BASH』作:楽静
●11:20~12:20 上尾南高校『コンバット・マーチ』作:石原哲也
●13:10~14:10 伊奈学園総合高校『眠りの切り札』作:樋口美友喜
14:30~15:30 大宮高校『花の境界線』作:尾道太郎
では感想でございます。
■大宮商業高校『BANANA’S BIRTHDAY BASH』作:楽静
いやー、これはよかったー、素晴らしかった。
高校の演劇部に姉妹がいて、母親とそりの合わない姉と、母親に可愛がられて自分を出せない妹。
妹の誕生日の部室に母親がやって来て・・・。という感じのお話です。
もちろん、脚本がいいというのはありますが、よく演じていました。
キャストは8人。それだけの人数がいるのに、皆さんにしっかり存在感がありました。
とりわけ、姉役の子が素晴らしかった。
ケチをつけるとすると、暗転して舞台装置を動かすときが、スムースでなかった。
それと、照明と音響に存在感がなかった。
特に、照明はもう少し、動きがあってもよかったと思いました。
ただ、いずれにしても、素晴らしかった。
最後にお母さんがバナナを手に取ったときはちょっとうるって来ました。
温かさと優しさに溢れた素晴らしい舞台でした。
■上尾南高校『コンバット・マーチ』作:石原哲也
いやー、ここも良いです。ヨカッター。
受験のために本当はやめたくない部活をやめようとしている女子中学生と、母親、多少不良な女子高生2人が進路を悩みながらも最後は一歩踏み出していくというお話です。( 微妙に違うけど・・・? )
ここもいい台本ですが、演技も素晴らしい。なかでも「エリ」が素晴らしかった。
熱演でした。
防潮堤のセットも大変好く出来ていました。
■伊奈学園総合高校『眠りの切り札』作:樋口美友喜
高校生たちと、アロマテラピーを営んでいる女とその夫(?)のジャーナリストが、学校でのある凄惨な事件と文化祭の劇の練習を絡めながら内面に光を当てていく感じのお話です。
って、これでは全然分かりませんよね。いやー、流石にこの説明では、我ながら悲しいくらい酷いと思います(泣)。
割とシュールなところもあり、やや難しい作品ですが、それにもかかわらず、よく演じられていたと思います。
特に、「杏」が良かった。
幕が上がって直ぐ、杏が、指揮棒を掲げた状態で固まったんですが、その後動きません。
中途半端に腕を上げた状態で、よくもあんなに長い時間いられたのかと感心しました。
老舗の演劇強豪校って、妙にそういうところありますよね。
観客の目は注がれていないのに、フリーズした姿勢をとり続けるとか。
で、今日の3校ですが、どこもよかったー。特に、大宮商業と上尾南がよかった。
大宮商業は、暗転した時の動きや、照明以外にも、演技もどことなく素人っぽいというか、洗練されていないところがありました。一人ひとりは、圧倒的に凄い訳ではない。
その点上尾南が上だと思います。
さらに、演技としても、「エリ」の演技はとても良かった。
それでも、なんというか、その、大宮商業から伝わってくる優しさというか、温かさというか、それに一票を投じたいと思います。
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