「第12回 年末ジャンボ演劇祭」の2日目です。
昨日は、自転車と電車とバスを乗り継いで、30分以上かけて行ったんですが、案外駐車場がスカスカだったので、今日は車で行きました。
いやー、あっさりするくらい直ぐにつきました。
で、今日の演目は以下となります。
・芸術総合高校1年 「お勝手の姫」(小川未玲 作)(既成)
・西部B地区男子有志 「コンテナ」(島﨑竜馬 作)(創作)
・豊岡高校 「三次元攻略@ギャルゲー」(豊岡高校演劇部 作)(創作)
・芸術総合高校2年 「あー、なんかそれあるかもしれない」
「夏休み→宿題終わってません」(月宮東雲 作)(既成)
「トランプ」(いとうせいこう 作)(既成)
「なんかそういうの」(山下恵実 作)(創作)
「ドロップスと、リップクリームの夢見がち講座」(山下恵実 作)(創作)
・芸術総合高校OG 「おやすまなさい」(前田司郎 作)(既成)
まずは、芸総1年の「お勝手の姫」
これはなかなか良かったです。
結構セリフがつっかえたりすることが度々あったんですが、差し引いて余りあるくらい良かった凄かった。
台本が素晴らしい。その台本を見事に演じていたと思います。
1年生だけでこれなのもまた凄い。
とりわけ「女」役の子がピカイチでした。
そして、「コンテナ」。案外これもよかった。
西部B地区有志ということで、どういうつながりなんでしょうか。たしか、今回出場していない学校の方も出ていました。
中学繋がりとかでなく、演劇部の活動を通じて、志ある人たちが集まったんだとしたら、いいですねえ。
3つめは、「三次元攻略@ギャルゲー」
創作だし、なんか、タイトルや、パンフレットに書いてある内容から、痛い舞台だったらどうしようと心配してたんですが、全然、なかなか良かったです。
続いて、「あー、なんかそれあるかもしれない」
これは、台本的には、いいのと、眠くなるのが混じっていました。
4作中、いちばん良かったのは「なんかそういうの」でしょうか。
生徒さんの創作ということですが、こういうの高校生で作れるって凄いですねえ。
それに芸総は県大会突破してますから、来月の下旬に、関東大会がある訳ですが、その中で、こういう芝居を仕上げてくるというのは凄いですねえ。
そして最後は、「おやすまなさい」
芸総OGの方の上演です。
さすがと言わざるを得ない。
2日間で一番笑えた舞台でした。
という事で、2日間観て来ました。
まったくなんの権威もありませんが、一応、順番を付けたいと思います。
この手のものに順番をつけるのかと、ご批判を頂きそうですが、ただ、やっている方たちも、きちんと数値化された評価が欲しいのではないかと。このblog見てないと思いますけど。
ちなみに、OGの方の舞台はとても良かったですが、高校生でないので、選考から除外です。
■舞台として
1.芸術総合高校3年 「わたしの星」(柴幸男と「わたしの星」キャスト&スタッフ 作)(既成)
2.芸術総合高校1年 「お勝手の姫」(小川未玲 作)(既成)
1位2位で迷いましたが、迷った末に、軍配は3年生。
練度的にも1年生は不足していたのと、想像力を掻き立てるのりしろが「わたしの星」により多くありました。
しかし、1年生の舞台も素晴らしかった。直球ですが、奥行きのある内容だったと思います。
完成度的には、比較にならないですが、1年生の舞台には勢いがありました。
■次に、俳優賞。
1.「お勝手の姫」 女
結構、セリフつっかえてましたが、存在感マックスでした。
2.「わたしの星」のココ 3年生なのが残念です。またどこかで会えるでしょうか?
「コンビニブルース」の大宮さん、「竹中家の欲望」のお母さん
「三次元攻略@ギャルゲー」のサンタ君
他にも印象に残る役者さんが多かったです。
で、本日もフィナーレありました。
また当たったらどうしようと、びくびくしてたんですが、大丈夫でした。
いやー楽しませていただきました!
スタッフのみなさまありがとうございました。
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