四万十川

この本はですね。凄いです。
峠隆一さんの「9つの森の教え」に匹敵するような本ですね。
普段から、川の情報を得ようと、時々amazonで、川の名前入れて検索したりしています。
この本、ずばりタイトルは「四万十川」で、そのまんまでヒットしたんですが、小説です。
1960年頃の四万十の流域で暮らす少年の日常と心の動きと成長を書いた作品です。
四万十川の描写も随所に出てきて、それはとても素敵なんですが、なんと言っても、少年の心の動きを丁寧に描いているところが凄い。ちょっと小学生にしては「大人じゃね? もっと幼稚だろ? 普通。」というところはありますが、心が洗われます。
また、お父さんがなんともカッコいい。
決して裕福ではないですが、素晴らしい家庭です。
四万十流域のご出身の方が読んだら泣くんではなかろうか?
こんな凄い本書いた著者が、専業作家ではなくて郵便局にお勤めだというのがまた凄い。
amazonで1円で出ているんでお勧めです。


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