本棚を作る

かなり冗長な文章なので、暇な人のみ、お付き合いください。
週末、子供が「本棚が欲しい」というので、
「ではお父さんが作ってやろう。」
ということになりました。
自作の良さは、なんといっても、
部屋の都合に合わせて作ることができる事でしょう。
それに手作りの温もりがあります。
まあ、本棚といっても大したものではありません。
設計図(正面図)を簡単に書くと以下の様になります。
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縦板2枚。横板2枚。背のベニア板1枚。
ネジを除く部品数は5点です。
近所のホームセンターに行ってポプラの集成材を2枚買って、
店員さんにサイズを伝えて切断してもらいます。
切断は、頼んだ方が自分で鋸を引くより遥かに綺麗です。
1820の板から870を2つ取ってもらい、
910の板は単に半分にして貰いました。
切断は3回なので無料です。
『手作りの温もり』などと偉そうに書きましたが、
まあ、大目に見ましょう。
あとは家に帰って製作です。
そうそう自分で切断もしました。
側板の角が直角だとよくないと思い、
斜めに落として台形にしました。
この切断面は何処とも接合しないし、
安定にも関係ないので気楽です。
次は、サンダーをかけます。
オービタルサンダーを使います。
はじめは60番くらいをかけたら、
元より荒くなったので、240番をかけました。
さすがにサラサラになります。
さて、長々と書きましたが、問題はここからです。
厚さ15mmほどの板なので、とりあえず、
建具用の2mm径のネジを使いましたが、
粗方とめた後で、やはり強度がないことに気付きました。
仕方ないので、ネジを取って、3.1mm径の木ネジに変更です。
ところが、ネジが全然締まりません。
外したネジの長さと次のネジの長さがほぼ同じだからでしょうか。
同じ穴はあきらめて、別の場所に下穴をあけます。
が、今度は、接合先の板にまで下穴を開けた所為か、
やはりネジが締まりません。
おかしいなあと、次は下穴を浅めにしたら、
今度はネジが止まります。
トルクをどんどん上げていったら、
ドライバがネジ頭をなめ始めました。
小さいネジなので、何の気なしに1番のビットを使ったのですが、
間違っていたようです。
試しに2番にビットを変えたら、がっちりしまって板に食い込みました。
という感じで試行錯誤を続けるうちに、
側板は穴だらけになってしまいました。
でもまあ、実用に影響はありません。
Img_0950


↑無残というか、「ネジも満足に締められないのか」と暗くなりました。
Img_0956


でも、完成です。
こうなるとネジ穴は気になりません。
それにしても、収まっているのはマンガばっかりか・・・・・。はぁ。

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