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2009・マムシ対策講座


群馬県太田市・日本蛇族研究所 2009.06.27(Sat)


ジャパンスネークセンターなるものがありまして、マムシ対策講座というのをやっています。
スネークセンターというと、エンターテイメント的なところかと思いますが、もちろんその要素もありますが、
日本蛇族研究所という、れっきとした研究施設です。

さて、アウトドアでは毒蛇に遭遇する可能性が常にあります。
また、カヌーに関しても、川原には蛇がいる可能性があります。
多摩川・神代橋から川へ下りる道にも、「マムシに注意」の看板があります。

講習代、テキスト代、入園料、駐車場代全部込みで、¥3,000は絶対お得でしょう。
しかも、所長の鳥羽先生自らが教壇に立ちます。

マムシはもちろんのこと、マムシに間違えやすい青大将の幼蛇など、
次々と本物が出てくるところがなんといってもこの講座のいいところでしょう。


これは、青大将の幼蛇です。
確かに青大将のイメージとは似つかない、マムシ風の斑紋です。



つぎはこれ。すみません。もう忘れました。
青大将かシマヘビの幼蛇です。

こんな感じで次から次へと、蛇が登場します。



そして、猛毒蛇ヤマガガシです。
ところが、扱いは他の無毒蛇と変わりません。
時折死亡例も出ている毒蛇ですが、
人間が捕まえようとしない限り、危険はなさそうです。

確かに、ずっと無毒と思われていたのも納得です。





そして、マムシです。
さすがに先生もマムシは素手では扱いません。
「さすがにこれは素手ではね・・」といいながら、
木の柄の先に金属のカギ型の棒がついたもので、箱から取り出します。

しかし、その後は無造作に教室の床に置かれます。

正真正銘、マムシです。
先生は、「マムシは毒蛇の中ではおとなしいんですよ」と涼しい顔です。




こんな感じです。

まさに「一番前の席でなくてよかった。」という状況です。
私は二列目でしたが、腰、浮いてます。



牙を剥いたところです。

マムシの向こう側にジュラルミンぽい箱が詰まれていますが、
その中に、蛇がいます。








一通り 蛇を見た後は、ハブの採毒の見学です。
これは、一般の来園者と一緒です。

みなさん、写真とりまくりです。

さすがハブです。マムシには失礼ですが迫力が段違いです。








採毒見学の後は、再び講義です。
写真は左がマムシ抗毒血清、右がヤマカガシの血清です。

ヤマカガシの血清は日本で3箇所しか置いていないそうです。

こうして、たっぷり3時間余り、「マムシ対策講座」は続いたのでした。

しかし驚きました。
日本では、死亡例として蜂の被害が一番多いのは知っていましたが、
マムシでも毎年十数人の死者が出ています。ハブより数としてははるかに多く、
改めて危険を認識するとともに、過剰な恐怖心は払拭されました。
実に有意義な講習でありました。


■---追記--- 2009.07.15 -----■
そういえば、肝心なことを忘れていました。

先生はヤマカガシも素手で無造作に掴んでつかんでいたんですが、
あるシマヘビについては、マムシを扱うのと同じ鉤棒を使いました。
『いや、こいつは捕まえて間もないので、噛むんですよ』

(えっ、じゃ野生の蛇はもっと凶暴ってことね??)

蛇はずいぶんおとなしいと思いましたが、屋外で遭遇する蛇には、多少気をつけた方がよさそうです。



で、左が認定証、右が講習テキストです。



(2009.07.13 up、2009.07.15 追記)

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