2017・3rd-2 みなかみ 湯原3.5オーバー

   水明荘 ⇒ 銚子橋(約5.0km) 2017.06.03(Sat)
   晴れ(みなかみ max 16.7℃) 水位:湯原 3.51~3.36


初っ端に宝川ハイキング。続いて湯檜曽川ダウンリバー。

沈はないものの、湯原3.5オーバーのみなかみに臨むにしては、すでに相当体力を消耗しています。

まずは、移動中に、諏訪峡大橋からの下見です。

 



おどろおどろしい流れが渦巻いています。


水明荘の川原に立ちますと、どんよりと空は曇り、轟々と波は逆巻いて、気持ちが萎えてきます。

それでも、車を回送して戻ってみると、雲が晴れて日差しが戻ってきたので、少しは気持ちが前を向いて来ました。


 

15時頃、思い切りびびってスタート。

まずは真剣に左岸へ寄せてから最初の瀬に突入。

なんとか突破しましたが、緊張で身体が固くなっているのが分かります。
不意に風が吹いて、瀞場でもぐらつく始末。

かなり腰が引けて来ましたが、ここは萎えたら負けです。

湯原水位3.5オーバー。これまでのみなかかみとはまるで違います。

余裕ゼロ。

 


ほうほうの体で旅館街の手前まで来ました。

ラナ父さんが、遠くに見える水上峡を指差します。

『 ここからが本番ですから、ギヤ上げて行きましょう! 』

いやいや、そんな事言われましても…。

しかし、始めの内は、びびって、気後れしまくりだったのですが、水上峡のあたりから、だんだんテンション上がってきました。

『 古来これで十分という状態で挑めた戦の例などない! 』

大波に翻弄されつつも、なんとか無事に竜ヶ瀬へ到達。

遊歩道からスカウティングしていると、ラフトに混じって、ダッキーがメインカレントに正面から突入。転覆して流されて行きます。

 


こういうの見ると元気でます。

ラナ父さん、『あー行って、こー行って。』と相変わらず細かいコース取りを指示してくれます。

いやいやそんなん無理ですから。

先鋒はラナ父さん。
言ったとおりのコース取りで、華麗にクリアーしていきました。

次は私の番です。

緊張しているんですが、さっきの転覆したダッキーを見たことが、だいぶ気持ちを楽にしてくれました。

スタートを逡巡しても仕方ありません。
『しょせん、血塗られた道だ』と呟いて漕ぎ出します。

不思議なことに、奇跡的に、ほぼ予定通りのコースが取れました。

 



ふたを開けてみれば、なんとノー沈でゴール。


( せっかくクリアしたのにエディに入れない図 )


しかし、相変わらず肝心なところでエディキャッチが出来ません。

沈すると悔しいですが、エディキャッチが出来ないと悲しい。


いやーそれにしても、アドレナリン最大展開な、最高の1日でありました。


( 帰路、上越線鉄橋を望む )


ラナ父さん、ありがとうございました。

そして湯檜曽川の神様、利根川の神様、無事に通して頂き、ありがとうございました。

今後とも、よろしくお願いいたします。





==data=====
■河川 : 利根川
■コース: 水明荘 ~ 銚子橋
■メンバー:ラナ父さん
■用艇: NRSバンディットⅠ
■天気: 曇りのち晴れ
■釣師: いなかったと思います

■水位:
  水分水質データベースによると15:00の湯原が3.51。16:00の湯原が3.36。
■水温: 15:56の銚子橋の川原が、約7.5℃。
■気温:気象庁によると15:00のみなかみの気温は14.1℃。最高気温:16.7℃。


■スタート地点駐車場: 水明荘脇の空き地
■ゴ ー ル地点駐車場: 銚子橋の先の右岸空き地

■タクシー: 利用なし
■電車: 利用なし
■バス: 利用なし
■昼食: 移動中にコンビニ。
■服装: フルドライ
■旅程。2017.06.03
   15:03 ( 0:00 -  0.0Km) スタート
   15:56 ( 0:51 -  5.0Km) ゴール

※距離は、「キョリ測」にて計測。 ※メモ:デジカメはアクションカムより時計が、15分進んでいる。多分、アクションカムの方が正しい。
(2017.07.17 up)

修正履歴:
   


ひとつ上へ    TOP

Copyright(C) 2017 Umi Yamakawa all rights reserved.