なんと、2月にして2回目のカヌーです。 今年度、働きすぎ状態になっていまして、4月からやっていたプロジェクトがひと段落ついたこともあり、 勤務時間調整でこのところバンバン休んでおります。 今が、夏だったら、いやせめて春とか秋だったらどんなに素晴らしいことか! しかし、今はまだ冬。 そうは言っても2月最後のこの日、天気は上々で、外に出ると陽射しがあたたかい。 ももを連れて、白丸湖へ出かけることにしました。 暖かい陽射しを浴びて、さわやかな微風を感じながら、ゆらゆらとゆれる艇の上で読書をする。 読書に飽きたらのんびり昼寝をする。 そういう願望を持っておりました。 この日は絶好のコンディションです。 数馬峡橋の上からのぞくと、太陽がキラキラと湖面に反射しています。 ただ、その事に気づくのが少し遅かったので、家を出たのは11時半近くになっていました。 それでも12時半前には現地に到着。 湖面に艇を浮かべたのは、13時過ぎでありました。まあ上出来です。 さて、のんびりと湖面を漂うはずだったんですが、ももが、右舷に身を乗り出したかと思うと、次は左舷に身を乗り出し。 10キロ以上ありますから、大きく身を乗り出されると、当然ぐらっときます。 完全に気を抜くと沈もあり得ます。 ももに大人しくするように言いますが、まったく聞きません。 それに、ガタガタ後ろ足が震えています。 たぶん、いつもは川原があって、川にザブザブと入っていけて、水の流れがあって、 だんだん深くなるというところで遊んでいるのに、 突然湖という異質なところに連れてこられて、怖かったのだと思われます。 結局、最後まで震えておりました。かわいそうに。 ただ、震えているからといって、じっと丸まっているかというとそうではなくて、 狭い艇の中をあっちへ行ったりこっちへ行ったり、 身を乗り出して水を飲んだり、好きなように過ごしておりましたので、結構楽しんでいたと思います。 さて、ももが艇をぐらぐらさせて、心底からぶんにょり出来ないというのはありましたが、 それでも、湖面に浮かんで、陽の光を浴びて、目いっぱいのどかで穏やかな世界を堪能することが出来ました。 ただ、艇を作っているときは暖かかったものですから、来ていたフリースは全部脱いで、 綿のシャツの上からドライスーツを着たのですが、さすがに少し、涼しい。 漕いでいる時は気になりませんが、ゆらーり揺られながら暫くすると微妙に涼しい。 今回のように漕がないときは、少し暖かい格好が望ましいと分かりました。 それでも、真ん中のデッキに足を投げ出し、殆ど横になるくらいな格好で、一応パドルは握って、 目を閉じておりますと、実に気持ちがいい。まさに至福のひと時です。 さて、もうひとつ試してみたかったのが、読書です。 今回、茂木健一郎の「挑戦する脳」を持っていきました。 こちらは、まだ少し早すぎました。指だしのネオプレーンのグローブをしていたのですが、やたら指先が冷たい。 ももがいるので、パドルを離すのも不安です。 結局、2ページくらい読んで終わりにしました。 一応、行ったことなかったんで、ダムのところにも行ってみます。 まあ、そんなこんなで、14時半過ぎに上陸するまで、約1時間半、ゆったりと白丸湖を楽しんだのでありました。 難点といえば、上陸後、艇を担いで青梅街道までの上り坂でしょうか。 もう少し、楽にならないものだろうか・・・。 でも、もう少し暖かくなったら、もう一度行ってみようかな。 ※ 今回、奥多摩カップの上陸地点と同じ場所から発着しました。 ※ 距離3.2kmはGPSによる発着間の移動距離です。 ==data===== ■河川 :多摩川 ■コース:白丸湖 ■用艇:グモテックス ヘリオス380 ■天気:晴れ ■釣師:いません。 ■水位:参考掲載 水分水質データベースによると調布橋水位は、14:00が -2.61。 但し、2007年の台風9号以降、以前よりも水位が低めに出ている。30cmくらいプラスすると前の感覚だろうか。。。 ■水温:14:30頃で約5.5℃。 ■気温:気象庁によると14:00の青梅の気温は14.7℃。最高気温:15.3℃。 ■スタート/ゴール地点駐車場:白丸駐車場。(無料)。 ■タクシー:利用なし。 ■服装:普段着の上にドライスーツ。+ スーツの上からネオプレーンソックス。 ■旅程:省略 (2013.03.03 up) 修正履歴: |