水上デビュー
( 水明荘 ⇒ 銚子橋 )
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2011・10th 利根川 水明荘 ⇒ 銚子橋(約5.5km)× 3本 2011.07.09(Sat) 
晴れ(みなかみmax31.7℃) 水位:湯原 3.42




ついに、みなかみを下ることになりました。
日本三大暴れ川の筆頭、坂東太郎利根川は水上エリア。

前から一度は下って見たいと思っていましたが、素人の行ける場所ではありません。長い間憧れの川となっていました。

ご一緒するのは、日本を代表するカヌー犬ラナちゃんの飼い主であり自らも日本屈指のダッキーイストであるラナ父さん。
何度かお会いしたことはありますが、一緒に下るのは初めてです。

そして、酒やパンの製作に造詣の深い、アングラーでもありカヤッカーでもあるG君。
G君には一昨年に一度お会いして以来です。当時はバンディットに乗ってましたが今はリジットを駆る朴とつとした好青年です。




集合は8:00に道の駅。7:30には着いたので、川の方へ偵察に行きます。
ここは4月にNHK杯をやってるとこです。結構流れ速い。
水上でなかったら、名前をつけられる様な瀬です。

「ダム放流中」の電光掲示板もあり、微妙に気後れする自分に気付きながら、暫く川を見ていると、ラナ父さんとG君がやって来ました。

この日の水位は湯原が3.42。
紅葉峡は水位的にリスキーなので水上峡と諏訪峡を下ろうということになりました。

ラナ父さんによると、通常は7月は水位が下がっているのに、何故か今年は水位が下がらないそうです。



スタート地点に着くと、G君が茹でたとうもろこしを呉れました。
茹でたとうもろこしを20代の男子からもらうとは・・・。
いや、とてもうまかったですけど。いい味出しすぎです。

そういえば、彼はメガネバンドを使わず、レジ袋で代用すると誰かのブログで読んだ事がありましたが、この日は粘着テープをビリリと30cmほど引っ張ってちぎると、実に馴れた手つきでメガネのツルに貼り付け、即席のメガネバンドを作っていました。実に飾らない人物です。

無頓着なのか、男の美学なのか聞くの忘れました。







さて、8:51、まずは1本目スタート。

ラナ父さんが、進入コースを細かく指示してくれますが、それがまた、緊張感を生みます。

水温を計ってみると、12℃。
御岳で言えば4月頃の値です。結構冷たい。

「僕が先頭、G君が最後尾で、レスキューしますから。」
「いや、レスキューより、撮影を優先してくださいっ。」

漕ぎだしていきなり、1メートル以上あるデッカイ波に突入です。

いきなり人生最大の波です。

(写真左下:スタート直後の瀬。左上:スタート地点より上流方向)




なんとか無事にクリアします。

ただえさえすごい波なのに、この先がどうなっているのかわからないというのが追い討ちを掛けます。




暫く下って、そろそろこれから温泉街というところで、ラナ父さんが、「わかってると思いますが、一応聞きますけど、リバーサイン大丈夫ですよね?」

おー、時折川の上で振り返って、指差してましたから、右行け左行けという合図だろうとは、大体分かりましたが、なるほど。
リバーサインは、パドルを使うのしか知りませんでした。指でやるのもあるんですねえ。

「まあ、だいたい。で、そのくるくる指回してるのはなんですか?」 「エディーに入れ、です。・・・・・。」

正直、左右はともかく、エディーに入れといわれても、御岳ですら全然入れませんから。
リバーサインの確認で、ますます緊張感が高まってきます。
つまり、今までよりワンランク上ということか?! 






いよいよ温泉街に突入です。
普段は、「ひゃっほーい」って叫びながら瀬に突入しますが、もはや「ひゃっほーい」の域を超えています。
「バッカルコーン」と叫んでみますが、そもそも使い方がわからないので突き抜けた感じになりません。


奇跡的に無事に通過し、やっと道の駅に到着しました。

いよいよ、これからが本命、諏訪峡です。
後ろのG君に、「今までの水上峡は、諏訪峡に比べたら瀞場なんていうんじゃ・・・。」
と恐る恐る聞いてみました。G君は大丈夫と笑っています。





さて、諏訪峡に入って波はますます高くなり、奇跡的に沈はしてないものの、それは、ラナ父さんの的確なコース取りと、後は単なる偶然でしかありません。






そして、最大の山場、竜ヶ瀬にやって来ました。

ここでは、上陸してスカウティングします。

「まず、そこのエディに入ってください。」

遊歩道の上からラナ父さんが激しい流れを指して言います。

わかりましたと応えるものの、そんなエディーキャッチとか、出来ませんから・・・・。


無事にクリアできたのは、偶然としか言いようがないでしょう。





偶然とはいえ、沈なしで、ここまできて、もはや残すは「メガウォッシュの瀬」のみ。
もしかして、自分には才能があるのではと思った瞬間、水中の人となりました。





そして、9:52ゴール。

アドレナリン出っ放しの一時間でした。




二本目は、10:54にスタート。
やや緊張が解けて、しょっぱなの瀬でまさかの沈。
ここ、スリーウェイズと言うそうです。
名前のある瀬でよかった。
ここは、G君にレスキューしていただきました。

そして、「メガウォッシュの瀬」に連敗。

ゴールは11:38。所要時間は44分です。



そして、いよいよ三本目。
今度こそ、まるまる沈なしで下りたい。

スタートは、12:46。

スタート地点では、ラナ父さんがフェリーグライドでスイスイと対岸へ渡っていきます。
なるほど、左岸によった方がクリアしやすい。
おおっ、これなら簡単そうだと、まねして対岸を目指していると、どんどん流されてそのままスリーウェイズの瀬に突入してしまいました。

エディーキャッチはできません、フェリーグライドもできません。
うーん、凹みます。

ここに限らず、ラナ父さんやG君がひとつ瀬を越えてエディーに入っても、私はさよなら〜と通り過ぎることが何度かありました。

そして、水上峡ストリッパーの瀬で四回目の沈。
ここは、ラナ父さんにレスキューしてもらって、流されながら再乗艇。

それにしても、1本目は「ひゃっほーい」とか、「ばっかるこーん」と叫びつつ瀬に突入していましたが、
メガウォッシュで少々水を飲んでからは、瀬の手前では息を吸い込み、瀬の中では息を止めるようになりました。

そして、「メガウォッシュの瀬」は三度目の正直でやっとクリア。

沈なしとは行きませんでしたが、「メガウォッシュ」が、「クリアしないまま」にならなかったのは幸いでした。

ゴールは13:24。所要時間は38分。

水上、サイコーでした。

ラナ父さん、G君、ありがとうございました。
また、行きましょう。


※今回、私が沈した箇所の同定に当たっては、わんことカヌーを参照しました。

また、G−ショッキ!!もあわせてご参照ください。














==data=====

■河川:利根川
■コース:水上・水明荘 〜 銚子橋(5.5km)
■メンバー:ラナ父さん、G君
■用艇:NRS バンディットT
■天気:晴れ。
■釣師:1人か2人。

■水位:-
  水分水質データベースによると10:00の湯原が3.42。
■水質:きれい。
■水温: 08:44の水明荘の川原が、たしか約12℃。
■気温:気象庁によると10:00のみなかみの気温は29.6℃。最高気温:31.7℃。
         
■スタート地点駐車場:水明荘の少し下流側
■ゴ ー ル地点駐車場:銚子橋のちょっと下流。

■タクシー:--
■昼食  :終わってから、レストラン諏訪峡
■服装  :上:半袖のウエット。下:長ズボンのウエット。
    
■旅程。2011.07.09
 05:30頃 出発
 07:30頃 道の駅 水紀行館 着。

◆1本目
  08:51 (0:00 - 0.0Km) スタート
  09:52 (1:01 - 5.5Km) ゴール
◆2本目
  10:54 (0:00 - 0.0Km) スタート
  11:38 (0:44 - 5.5Km) ゴール
◆3本目
  12:46 (0:00 - 0.0Km) スタート
  13:24 (0:38 - 5.5Km) ゴール

 15:00頃? レストラン諏訪峡 発。
 16:30頃 帰宅。


※距離は、「全国リバーツリング55マップ」の1/50000地形図をキルビメータで3回計測して平均しました。

(2011.07.19 up)



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