第16回 奥多摩カップ
( 氷川キャンプ場 ⇒ 数馬峡橋下流 )
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2010・5th 第16回 奥多摩カップ 氷川キャンプ場 ⇒ 数馬峡橋下流( 約2.5km )
2010.06.05(Sun) 晴れ(青梅max24.1℃) 水位:調布橋(参考値) -2.42



今年からDK1、DK2のダッキークラスが新設された第16回奥多摩カップ。

熱い戦いから一週間経ちました。

一緒に出場したわんことカヌーのラナ父さんはその日のうちに写真を掲載。
その後も、日々、記事が充実して土曜に見たときにはすでに完成しています。
パドルフリースさんも、火曜には音楽入りのセンスよく編集された動画とともに記事を掲載されました。

一方、私はというと、月曜からずっと残業こいてまして、こちょこちょケータイでメモを書いて自分宛にメールにしてたんですが、ほぼ、未着手です。
「イカン。これでは旬を過ぎてしまう。」

日曜になって、やっとパソコンに向かったのでありました。



さて、新設のダッキークラス。いったい何人のエントリーがあるのかが関心事でした。
今年で4回目になるパドルフリースさんと、今回初参加のわんことカヌーのラナ父さんが参加されることはわかっていましたが、あとはまったくわかりません。
お声掛けしたカヤックに行きまっしょいのそるとさんや、Akiraさん、五郎さんは、不参加との情報が入り、もしかしたらこれは3艇かもしれない。そうなると、最悪でも3位です。
最悪でもというか、パドルフリースさんやラナ父さんを相手にする以上、相当厳しい展開が予想されます。
3位より上はかなり難しい。
お二人以外に参加者がふえればその分、入賞が遠のきますが、だとしてもやっばり人数が多い方が盛り上がります。
3艇中3位じゃ仮に賞状貰っても虚しいし。




氷川小学校のグランドに車を止め、ヘリオスの入ったザックを背負って歩いていると、橋の上からスタート地点の氷川キャンプ場が眼下に見えます。
よく見ると、川原にグラブナーA1とパドルフリークスさんの姿が見えます。
すでに艇に空気も入っていて、気合が伝わってきます。


受付を済ませると、DK1のエントリーは4名だとわかりました。これなら3位にも箔がつきます。

ところが、いつまで経ってもラナ父さんが姿を現しません。
昼食も食べて、開会式も済んで、今日は急用でもできたんだろうと、3位以内確定に複雑な思いでいると、フリースタイル艇の出艇の頃になって漸くサファリの姿を発見しました。

さて、一方、DK2ですが、娘さんとの出場を決めたTさん、「自分たちだけにちがいない」とおっしゃっていましたが、こちらも4艇のエントリーです。

出場艇 、DK1は、グモテックス サファリ(ラナ父さん)、グラブナーA1(パドルフリークスさん)、アワーズ 旅鴉、グモテックス ヘリオス380(私)。

一方、DK2は、セビラーSK200DSが2艇(Tさん父子ともう一組)、グモテックス サニー、ライケン?。
実にさまざまです。


( 写真は左から、グラブナーA1、グモテックス ヘリオス380、セビラーSK200DS)



今回、最後まで迷ったのが用艇でした。
昨年と同様バンディットで行くか、ヘリオスにするか。
足の速さから選ぶとヘリオスですが、なんといってもセルフベイラーがない。水が入ると減速必至です。
途中で水抜きするとなるとかなりのロスです。
一方、バンディットは足が遅い。終盤のフラットウォーターでは致命的です。

選艇にあたっての検討ポイントは以下の4つでした。

          バンディット ヘリオス
  (1)艇速    △      ○
  (2)排水性   ◎      ×
  (3)回転性   ◎      △
  (4)喫水    ○      △

ロケーションとしては、水量が多くホワイトウォーター度が高いなら排水性と回転性に秀でるバンディット、水量が少なくおとなしいならヘリオス。という基準になりますが、ヘリオスにはもうひとつ弱点があって、バンディットより喫水が深いということです。
つまり、水量がない場合でも、スタックのリスクが高まり、全面的にヘリオスが有利とはいえない訳です。

一方、バンディットの足の遅さですが、今回、粘着テープでベイラーホールを一部と閉じようと考えていました。
できればそのテストをしておきたかったのですが、前週、前々週と好天に恵まれずテストすることができませんでした。

ネットの水位計を見ながらずっと迷っていましたが、当日の朝になっても決められず、結局、2艇持って行くことにしました。さらに、物置を開けるとグモテックスジュニアが目にとまり、「一応持って行くか」と。

かくして3艇を積んでの出発となりました。

最終的にヘリオスにした訳ですが、バンディットだと、大負けはしないだろうが、ベイラーホール閉鎖の効果も未知数であり、理想的な環境だったとしても勝ちは読めない。
ここは、『負けない』ことより『勝つかもしれない』をとろうと決めました。



スタート時刻が近づくにつれ緊張が高まります。
ラナ父さんは艇を水に浮かべた状態で、空気を入れ増ししています。
同じくDK1の旅鴉の方も同様です。ご挨拶すると、リバベンにも出たということでした。

これは3位危うしです。

その時、彼のパドルが目に留まりました。なんとシングルブレードです。
いくらなんでも、シングルだと厳しいでしょう。

これは3位濃厚か。






さて、いよいよです。スタート位置についてオジサンに艇をホールドしてもらい、最後の一枚の写真を撮ります。

オジサンは出艇表と私のゼッケンを確認しつつ、
 「ナニケン?」
 「えっ?」
 「何県?」
オジサンが訊ねて来たのは「海部郡山川町」は何県にあるのかということでした。
出艇表の私の所属は海部郡山川町になっています。

「あっ、いや、その、架空です。」

おかげで緊張がほぐれました。



徳島県と答えるべきだったろうかと考えていたら、いよいよ秒読みです。
そこまできて、重要なことを忘れているのに気がつきました。
乗艇位置をどうするかです。

普段のダウンリバーは後席に姿勢悪く乗って、御岳や小滝のように気合い入れるときはもう少し前よりで、中央のデッキの下に脛くらいまで入れるような感じで、下半身も使って艇のコントロールが出来るようにしています。
今回、気合い入れる瀬はないでしょうが、とにかく高速で漕がないといけない。そのための最適なポジションについて考えていませんでした。

結果なんとなく、やや前よりで行く事にしましたが、ベストな体勢を事前に確認しておくべきでした。


そしてスタートです。

去年よりも水量が少ない感じで、スタート直後の瀬にも迫力がありません。
前半は、とにかくスタックに注意しないといけません。

また、昨年はあっという間にバテたてしまったので、今回はペース配分を考えます。
終盤の白丸湖のバックウォーターを全力で漕がないといけません。

とはいっても、結局、やはりすぐにバテてしまいました。
「誰も見てないし、少しペースを落とそうか。」
そう考えたとき、前方にレスキューの姿が見えます。
私の気持ちを見透かしたかのように、「ゴー、ゴー、ゴー、ゴー、ゴー。」

これでは手を抜けません。

この後も、何箇所かレスキューが待機していて、同じようなことが繰り返されました。
おかげで、タイムを落とさずにすみました。

スタート順も、いまひとつよくありませんでした。DK1先頭の私の前を漕ぐのは、一分前にスタートしたリジット艇。
5分ほどしてこの艇を追い抜くと、もうあとは目標がありません。自分との戦いです。

ところが、この「自分との戦い」というのが、苦手でして・・・。

それでも何とか、後ろのパドルフリークスさんに抜かれることなくゴールできました。
ゴールしたときには、握力がなくなり、なぜか足もつりそうになっておりました。

いやあ、しかし、気持ちよかったー。


     クラス順位    総合順位      タイム
 2010  3位 / 4艇中  35位 / 55艇中   14分24秒042 主催者発表リザルト 2010
 2009 18位 / 29艇中  発表なし     16分41秒190 主催者発表リザルト 2009


今回、4艇中とはいえ、また4位の方がシングルブレードだったとはいえ、3位を頂きまして、
さらに、ヘリオスに乗り換えたとはいえ、タイムが2分17秒も縮まり、1分後にスタートのパドルフリークスさんにも追い抜かれず、いやあ、実によかったよかった。



続いて、パドルフリークスさんが両腕を高く上げてゴール。
さらにその後、ラナ父さんがゴール。

シングルパドルの旅鴉とTさん親子もゴール。


もしかしたらレース以上にきつかったのが、ゴール後の艇の運搬でした。

去年はそれ程辛くなかったのに。

ヘリオスにするとこういうことが待っていようとは、事前に気づくことができませんでした。




16時半をまわって、表彰式がはじまりました。
DK1一位は、ラナ父さん。2位は、惜しくも10秒差でパドルフリークスさん。
DK2出場のTさんたちは、惜しくも10秒差で入賞を逃しました。


それにしても、充実した最高の一日でありました。
スタッフの皆様、どうもありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。




今回の昼食。

豚汁と、手作り感のあるオニギリ2個でした。




戦利品です。

3位入賞:
 ・賞状(フレームは、自分で買いました。つい嬉しくて。)
 ・コールマン クーラーボックス
 ・奥多摩味噌
抽選会:
 ・ペア入湯券
参加賞
 ・ロゴ入り手ぬぐい

唯一惜しいのは、表彰式の前に、お土産用に自分で味噌を買ってしまったことでした。



さて、今回、アクションカムをヘルメットにつけて撮影してみました。
画質はデジカメに比べるとだいぶ落ちます。

それよりも、予想していたことですが、ヘルメットカメラというのはフラフラ視野が動いていまいちです。
暫く見ていると気持ち悪くなってきます。
画角が広いと大丈夫なのかもしれませんが、次回は艇への固定を試してみます。

以下の動画は、普段のデジカメと、アクションカムの両方が混じっていますが、見ればすぐに画質の違いがわかると思います。
ただ、値段を考えると、満足度は低くはありません。また、アクションカムにもグレードがあるようです。


  私が買ったところです。⇒楽天市場 アクションカム


■2010.07.31 追記-----
 ヘルメットに取り付けるような使い方をするなら別ですが、カヌーの様に艇に固定できる場合は、
通常のデジカメでよいかと思います。
壊れるリスクはありますが、画質を考えると、このグレードのアクションカムは見劣りします。
■---------------






カメラの固定方法に問題があるのか、雑音がひどいです。



==data=====

■河川:多摩川
■コース:氷川キャンプ場 〜 数馬峡橋下流
■メンバー:ソロ
■用艇:グモテックス ヘリオス380。
■天気:晴れ時々曇り。
■釣師:ゼロ。

水分水質データベースによると14:00の調布橋が-2.42。
  但し、2007年の台風9号以降、以前よりも水位が低めに出ている。30cmくらいプラスすると前の感覚だろうか。。。
  ★また、今回のコースと調布橋の間に白丸ダムがあるため、水位はあくまでも参考値。
■水温:13時22の氷川キャンプ場が約14.0℃。
■気温:気象庁によるとこの日の12:00の青梅の気温は21.1。

■スタート地点駐車場:氷川小学校グランド。(無料)
■ゴ ー ル地点駐車場:---

■タクシー:利用なし。

■エントリーフィー:\3,000。
■昼食:豚汁とオニギリ二個(エントリーフィーに含まれる)。
■参加賞:ロゴ入り手ぬぐい。

■服装:上:半袖のウエット。
     下:半袖のウエット。

■旅程。2010.06.05
 
 今回は省略。


(2010.06.13 up)

-- 修正履歴 --
2010.07.31 アクションカムのインプレッションを修正。


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