今シーズン、三回目の多摩川です。 天気もばっちりのカヌー日和で、いよいよTさんのコールマンSK200NSが進水します。 同行はTさんとメグさん。 ![]() 久しぶりのバス&電車カヌーです。 そうなると、ももを連れてはいけません。 今回も、ももは留守番なのでありました。 ごめんごめん。次か、その次にはたぶん連れて行くから。 ![]() 余計なものはそぎ落とし、必要最低限のものだけをパッキングします。 フォークの先を削り、鉛筆を短く詰めます。(←ウソです。) カヌー本体に、PFDやら水靴やらヘルメットやらを入れたリュックと、小物・ウエアを入れた35Lの防水バッグ、それにパドルの3つにまとまりました。 こういう時に軽いバンディットはありがたい。 まずは、自転車です。 リュックを背負い、防水バッグを前カゴにいれ、パドルは手に持ち、7:50に家を出て駅に向かいます。 そこからはバスに乗ってJR河辺駅へ。土曜の田舎のバスはのんびりしていて中々よろしい。 さらにJRに乗り換えて青梅駅に着いたのが9:08。駅前のマクドナルドで朝食を買い、 コンビニで昼食を買い求め、エッチらオッチら15分歩いて釜の淵公園へ向かいました。 いや、もうリュックのベルトが肩に喰い込みます。コロコロを持ってくればよかった。 9:43釜の淵に到着。駐車場はまだすいていますが、次々とバーベーキューのグループがやってきます。 牛の丸焼きでもするのかというくらい、炭を運んでいます。 地球が温暖化するのも頷けます。 この日の水位は11時の調布橋水位が-2.37、前回より20cm近く高い。結構いい感じです。 天気は晴れ、青梅の気温は11時で24.7℃。最高26.3℃。 ![]() ![]() 楓橋の下流左岸にて。 艇に空気を入れるTさん。あまりの暑さに耐えかねて、川に入ってしまいました。燃える男です。 ![]() 軽量化のため、せっかく買っておいたドンペリを持ってこられませんでした。(←ウソデス。) ![]() ![]() 一方、こちらはバンディットですの船底です。 左写真。黄色がサイストラップ用のループ。水色がシート固定ベルト。 右写真。二度のダウンリバーで傷ついた船底。 ![]() ![]() この日、メグさんはリジットに乗ります。 沈が期待できそうです。 ![]() まず、Tさんが突入。 ![]() 何も起こりません。詰まらないです。 ![]() 最高のカヌー日和です。 ![]() ![]() ![]() 川に鉄筋がさしてあって、周囲を有刺鉄線で 囲っています。 看板は川原の方を向いているので、 書いてあることはわかりませんが、 おそらく、魚が寄り付く場所を守るために、 漁協が設置したものでしょう。 これ以降、何箇所かありました。 別段危険なロケーションにはなっていませんが、 ボーっとしていて突っ込んだら、 有刺鉄線なのでオオゴトでしょう。 ![]() 前方に奥多摩橋。 ![]() ![]() 奥多摩橋と鳶。 多摩川ではよく鳶を見かけます。 グライダーの様に降りてきて、魚を捕まえます。 ![]() 川ギリギリに家が建っています。 他人事ながら、崩れやしないかと心配です。 ![]() この日のランチはここです。 ![]() ![]() 【左】:私の昼ごはん。【右】:某氏の昼ごはん。なにやら、買ってきたものではなさそうなオニギリです。 ![]() コーヒーを入れます。 川原で飲むコーヒーは実にうまいのであります。 ※このイワタニのバーナーは実に重宝します。 結局、こればかり使っています。 (↑ yahooショッピングで検索して一番安いところです。) ![]() ![]() お腹がいっぱいになって、13:13 出発です。 「撮影するので、時間差で下りましょう」と、瀬の下でカメラを構えていると、 まずTさんは大きく瀬を迂回して下ってきます。 「今日は初めてだからフネの感じをつかむ」とか、イミフな事、おっしゃっています。 そして、次はメグさんが全然おりてきません。 実は、この時、粗沈です。残念な事にカメラの撮影圏外です。 ![]() 処女航海の所為か、万事無難なTさんです。 ![]() ![]() 前回の沈とシチュエーションが同じです。 後のインプレッションの章で書きますが、 バンディットには、癖がある。事がわかりました。 ![]() 木が川に覆いかぶさる様にせり出していて、 葉っぱやらなにやら降ってきます。 時には、虫も落ちてきます。 なるほど、こうして川の魚は虫を食べるのか。 地味に感動します。 ![]() ![]() 出発してから2h35m。 ランチタイムを除くと、1h45m。 朝は空いていた川原も結構混んでいます。 さて、この日は、なんと言っても、天気がよかった。 そして、なにより釣師がいなかった。そして、水量が豊富だった。 川くだりはこの3つに尽きます。 前回は、達成感こそあったものの、水が少なく、なにより釣師のストレスで、修行の様だったのに、 今回は、もうひゃっほ〜いの連発です。 この日くらい、釣り人が少なくて、この日くらい水量があれば、また羽村まで行ってもいいかなと思うのでした。 いずれにしても、本当にいい川くだりでありました。 さて、川に遊びに来る人たちが多くなると、どうしても川が汚れます。 今回、好文橋下の川原で、残念な光景を目にしました。 まるで、パーティの途中のように、川原にペットボトルが置き去りにされていました。 なんでだろう。 ■--- バンディットT インプレッション その3---■ バンディットのインプレッションも3回目です。出艇3回にして、沈2回。 前々回、ヘリオスより安定していると書いたが、果たしてそうだろうか? 今回、前回と沈のシチュエーションは同じだ。 割りとアンダーカットな岩に流れがあたっていて、 舷側をその岩にぶつけて、アンダーカツトなので体が傾いて、あっさり沈。 重心が高いにしても、余りにもあっさり沈する。 ちょっと気になったので、瀞場でわざと艇を傾けて、復元力を試してみた。 艇の形状の所為か、重心が高い所為か、全然復元力がない。 ある程度傾いたら、ドボンといきそうである。 ギリギリまで傾けても復元するヘリオスとはかなり、というか全然違う。 いざという時、パドルで水面をたたいても持ちこたえられるかどうか、これでは怪しい。 いやあ、バンディット、中々奥が深い乗り物であります。 ==data===== ■河川:多摩川 ■コース:楓橋 〜 釜の淵 ■メンバー:メグさん、Tさん ■用艇:バンディットI。 ■天気:晴れ。 ■釣師:凄く少ない。(避けたのは2回くらい。ストレスほとんどなし。) ■川の防災情報によると12:00の調布橋が-2.39。 但し、2007年の台風9号以降、以前よりも水位が低めに出ている。30cmくらいプラスすると前の感覚だろうか。。。 途中、ライニングダウンもなし。 ■水温:11:44の楓橋下流が約13.0℃。 ■気温:気象庁によると青梅の気温は最高26.3。 ■スタート地点駐車場:寒山寺駐車場。 ■ゴ ー ル地点駐車場:釜の淵駐車場。(着替えはここ)。 ■タクシー:利用なし。 ■昼食:相変わらずコンビニのおにぎり+コーヒーを淹れる。 ■服装:上:半袖のウエット。 下:長ズボンのウエットスーツ。 ■旅程。2009.05.09 09: 釜の淵公園駐車場着。 10: 寒山寺駐車場。 11:50 (0:00 - 0.0Km) 楓橋スタート 12:06 (0:16 - 1.3Km) 軍畑大橋 12:13 (0:23 - 2.4Km) 喜久松苑 12:22 (0:32 - 2.5Km) 奥多摩橋 12:27 (0:37 - 3.4km) テニスコート 到着 ***** 昼食(0:46)***** 13:13 (1:23 - 3.4km) テニスコート 出発 13:28 (1:38 - 3.7Km) 好文橋 13:41 (1:51 - 4.8Km) 神代橋 13:55 (2:05 - 5.8Km) 和田橋 14:17 (2:27 - 8.1Km) 万年橋 14:25 (2:35 - 8.8Km) 釜の淵(柳淵橋) ゴール。 ※時間はデジカメのタイムスタンプを基にしたもので、多少の誤差はあります。 (2009.05.21 up) -- 修正履歴 -- |