バンディット進水
多摩川お花見カヌー
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2009・1st 多摩川 発電所 ⇒ 釜の淵(約10.4km)2009.04.11(Sat) 晴れ 気温(max26.7℃)


いよいよ2009シーズンの始動です。
そして、新艇 NRSバンディットが進水します。
コースは多摩川。御岳発電所から釜の淵公園まで。10.4km。

同行はメグさん。釜の淵10待ち合わせ。
道中、車窓から見る加治丘陵の山肌は新芽でもこもこしていて、
茶畑の中に所々見かける菜の花畑の黄色が眩しくて、すっかり初夏の趣です。

この日の水位は10時の調布橋水位が-2.58、結構低い。

天気は晴れ、気温も高く、青梅の気温は10時で23.1℃。最高26.7℃。



釜の淵公園。

桜が満開です。
見ごろを少し過ぎた感じでしょうか。

水位が低いので、随分川原が広くなっています。

長袖のウエットに袖を通したら、
とてもじゃないけど着られないという暑さです。
半袖のウエットにして、
パドリングジャケットを携行することにします。



御岳苑地駐車場。

ここも桜が満開です。

釜の淵の駐車場で、会社や景気のことなど、
のんびり話していたので御岳到着は、
11時少し前になりました。



杣の小橋の下にインフレータブルの大艦隊出現。

こういうのを見ると、だんだんテンションが上がってきます。




11:04。ようやくスタート地点の川原に到着しました。

いくらなんでも、バンディットに木製パドルは似合わないだろうと、 去年買ったパドルが、本日デビューです。

それにしても、いや、軽い軽い。



バンディットT 進水。

途中、手順を間違えて振り出しに戻ったりしたので、
なんだかんだで40分かけてセットアップが完了しました。
気室が3つなので、間違えなければヘリオスより早くできるでしょう。


そして、進水式です。

式をするつもりはなかったんですが、
なんと、メグさんが「ホッピー」を用意してくれていました。
おかげで、厳かな儀式を執り行うことが出来ました。
引退する時まで事故のない川下りを祈願します。




12:00出艇です。

岸には桜が咲いていていい感じです。
出発前に水温を計ったら12.5℃。
やはり水温は低いですが、
天気もいいのでソックスは履きません。

さて、バンディットですが、よく跳ね、よくまわります。
写真を撮ろうと漕ぐのをやめるとすぐに向きが変わってしまいます。
重心も高くて、この先、三つ岩から御岳小橋がちょっと不安です。




御岳橋をくぐって、三つ岩に突入です。

無難に左岸沿いのコースを下ります。

やがて大岩の直角右カーブ。
すかさずパドルをさすと、いとも簡単に回頭します。
回頭はしますが、進行方向が変わる訳ではありません。
単にそのまま横向きに岩にぶつかって、
沈するかと思いました。

水量がないので救われました。

ボトムの形状によるものでしょうが、
この特性になれるのに暫くかかりました。




三つ岩を抜けて、前方に御岳小橋です。

水量がないので、普段の緊張感がありません。




くるっと回頭して、岩陰に入ります。

こういう動きは実にラクです。




御岳小橋の先の瀬。

前方はメグさんのセビラー。
初めのうちは、一応、艇を畳むのに使う結束用のベルトを
サイストラップ代わりにしていましたが
このあたりまで来るとまったく必要なくなりました。




鵜の瀬橋の先の左岸。

桜が見事です。
川からの花見というのはまた格別です。



楓橋を過ぎて、「ミソギの瀬」のあたり。
(上流方向。)





軍畑大橋をくぐった先から上流方向です。

なんともいえない、春の雰囲気。

この辺り、少し艇を下りて歩きましたが、
水が冷たくて、30秒も歩くと感覚がなくなって来ます。




12:49。喜久松苑の川原に到着。
ここまで、49分。
水抜きなしで来た割に時間がかかっています。
やはり水量が少ないということでしょう。

ところで、この川原、なにやら雰囲気が変わっています。
起伏がなくなり、石がごろごろしていたのに、
すっかり均されています。。
少し下流で護岸工事をしているらしく、
重機が通るためにすっかり均してしまった様です。
せっかくいい感じの川原だったのにこれではつまらない。

ゆっくり昼食をとって、コーヒーをお代わり。



13:58 出発。

なんだかんだで、一時間以上休んでいました。

三本の堰堤のところまで来ると、
右岸に土嚢みたいなのが積んであります。





14:14。テニスコートに到着。

ここも桜が満開です。




そして、好文橋の先のブリジストン奥多摩園。

枝垂桜は時期を過ぎていましたが、
ソメイヨシノその他が咲いています。。



神代橋の下でも艇を下ります。

もういいだろうと乗艇したら、
途端に何かに引っかかりました。
なにやら鉄骨風の物体です。
思いっきりガリガリと艇を擦りました。

ちょうど、神代橋の真下辺りの左岸よりです。
ご注意ください。



和田橋、テトラの瀬を過ぎて、大岩の手前辺りです。

いい感じの春の雰囲気です。




そしてその少し下流。

桜の花びらが雪の様に舞っている中を漕ぎます。
振り返ると逆光になっていて、きらきらと花びらが光って、
幻想的です。


15:21 ゴール。

ゆっくりとした川旅でした。
写真は、釜の淵の岩。
大分水位が下がっているという感じです。




さて、上陸後、バンディットをひっくり返してみました。

結構、底を擦ったし、神代橋では鉄骨状のものに引っかかったので、船底のダメージが気になっていたのですが、
無数の筋はあるものの、触れて感じるような溝はなく、

鉄骨に擦った跡は、一目でそれと分かるくらいはっきりとついているものの、やはり触って感じるほどではなく、
結構丈夫そうだと分かりました。



今回は、水が少なかったものの、天気よし、気温よし、桜よし。
そして、釣り人は多少いたものの、いずれも避けられる場所だったので、ストレスは余りなく、よい川くだりでありました。



■--- バンディットT インプレッション ---■
さて、ここからは、バンディットTのインプレッションです。

1.とにかく、くるくる、くるくる、よく回る。
  いやもう、リジットのようにくるくる回る。
  そのかわり、直進性がない。
  写真を撮ろうと、漕ぐのをやめると直ちに艇は回りだす。

  そして、回転はいいが、岩を避け易いかというと必ずしもそうではない。
  パドルを入れてひと漕ぎすると、容易に向きは変わるが、
  だからといって、それで艇の進行方向が変わる訳ではない。
  考えたら当たり前だが、慣れるまでは向きが変わった事で安心して何度も岩にぶつかった。

  やはり障害物を避けるには、一生懸命漕がないといけないのだ。

  しかし、この回転性は圧倒的。



2.とにかく、よく弾む。よく跳ねる。
  ヘリオスも跳ねるが、バンディットはそれ以上によく跳ねる。
  ヘリオスの場合、自分の居る部分はそのままで、
  そこから前が折れて跳ね上がることが多いが、
  バンデッィットは艇全体が跳ね上がる感じだ。

  波に突き刺さったりせず、押し潰したりせず、
  とにかく、バンバン跳ねる。

  キールの形状によるものだろうか。

  そして、跳ねた時に、横に振られると、沈しそうだ。
  ピッチングにヨーイングが重なった様な時が危なそう。
  大きな波には弱いかもしれない。



3.とにかく、喫水が浅い。
  浮力が大きいのだろう。
  ヘリオスだと、確実に引っかかってるところもスイスイいく。
  これはありがたい性能だ。
  
  今回、水位が下がっていたので圧倒的な威力を発揮した。

  これはそこそこのWW艇なら同じなのかもしれないが・・・。



4.そして、とにかく軽い。
  いやもう、軽いのなんのって、軽い軽い。
  ひ弱な私にはこの上ない性能だ。



さて、安定感ということで言うと、ヘリオスの方がやはり不安定である。
初め、その回転性の余り、まごついたが、艇のボリュームが随分あるので、
慣れてくるとヘリオスより安心感がある。

やはり回転がよいので、操艇性(←そんな言葉あるのか?)は、ヘリオスより上だ。

ただ、フロアの位置が高いせいか、例えば、岩にあたったような場合は、
ローリング方向での沈もあるかもしれない。

今回、御岳は水量が少なくて、バンディットの威力を十分に発揮できなかった。
ただ、ピッチング&ヨーイングに弱そうなあたり、
ハイ・ウォータ時の長瀞ではフリップしそうで、なかなか愉しみだ。


最後に
  「リジットにちかいダッキー」という形容は回転性についてはあたっている。
  ただ、不安定性ということであれば、もう少し、ローリングが欲しいところだが、
  形状的に難しいだろう。

  それにしても、セルフベイラーというのは、実にありがたい代物だ。
  なんといっても水抜きしなくても勝手に水が抜けていく。
  いや、ありがたいありがたい。





==data=====

■河川:多摩川
■コース:発電所 〜 釜の淵
■メンバー:メグさん
■用艇:バンディットI。
■天気:晴れ。
■釣師:十数人くらい・・。
   (避けるコース取りは何度かあったが、竿を上げてもらうことはなかった。ストレスあまりなし。)

川の防災情報によると12:00の調布橋が-2.57。
  但し、2007年の台風9号以降、以前よりも水位が低めに出ている。30cmくらいプラスすると前の感覚だろうか。。。
     途中、何箇所かライニングダウン。特にストレスはなし。
■水温:11:05の発電所の川原が約12.5℃。<冷たい>
■気温:この時期にしては暖かかった。 気象庁によると青梅の気温は最高26.7。

■スタート地点駐車場:御岳苑地駐車場。
■ゴ ー ル地点駐車場:釜の淵公園駐車場。(着替えはここ)。

■タクシー:利用なし。
■昼食:相変わらずコンビニのおにぎり・パン+コーヒーを淹れる。
■服装:上:半袖のウエット。(パドリングジャケットも携行したが使わず。)下:長ズボンのウエットスーツ。
    靴下も履かず。

■旅程。2009.04.11
 10:00 釜の淵公園駐車場着。
    (ここで着替える。)
 10:55 御岳 発電所の駐車場着。
     (カッコ内は経過時間)
   12:00( 0:00 -  0.0Km) スタート
   12:07( 0:07 -  0.5Km) 御岳橋
   12:09( 0:09 -  0.6Km) 御岳小橋
   12:16( 0:16 -  1.1Km) 鵜の瀬橋
   12:24( 0:24 -  1.6Km) 楓橋
   12:39( 0:39 -  2.9Km) 軍畑大橋
   12:49( 0:49 -  4.0km) 喜久松苑・着
      *** 昼食 69分 ***
   13:58( 1:58      ) 喜久松苑・発
   14:06( 2:06 -  4.1Km) 奥多摩橋
   14:14( 2:14 -  5.0km) テニスコート
   14:21( 2:21 -  5.3Km) 好文橋
   14:35( 2:35 -  6.4Km) 神代橋
   14:49( 2:49 -  7.4Km) 和田橋
   15:14( 3:14 -  9.7Km) 万年橋
   15:21( 3:21 - 10.4Km) 釜の淵・柳淵橋 ゴール。
 
 
  ※時間はデジカメのタイムスタンプを基にしたもので、多少の誤差はあります。


(2009.04.19 up)

-- 修正履歴 --
2009.04.20 一部本文中の時刻の記載がまたがっていたため訂正しました。


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